きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ろくでなし刑事のセラピスト」洸(キャラ文庫)
アダムとシン。
交互の視点で語られる物語は、お互いがどんなふうに相手に惹かれていったのか、
何故彼だったのかが、染み入るように伝わってきた。
こんなふうに実る恋もあるわよね~、と、リアルに噛みしめました。
とある連続殺人事件が主軸となって、関係を深めていくふたり。
相手の仕事と立場を尊重し、自分の職務には決して妥協しない。
惹かれる想いに翻弄されながらも、仕事ありきの関わり方がとてもかっこいい。
片足を突っ込みかけたろくでなし街道からから立ち直ったアダム。
大きな傷を抱えながらも、しっかりと前を向いて歩いているシン。
とても素敵なパートナーに出会えた二人に祝福を☆
薔薇シリーズの続刊に行く前に、何故か寄り道。
私的にはとってもお久しぶりの洸さん。
やっぱり読みやすいわ~。
祭囃子の本をせっせと買っていたのは……今残してある本を見てみたら20年近く前でした。
当時、何やってた?私(笑)
内容(「BOOK」データベースより)
過剰な捜査で停職処分中の、フィラデルフィア市警殺人課の刑事・アダム。職場復帰の条件は、カウンセリングを受けること。射撃も格闘技も一流で、解決できない事件はない。そんな俺のどこが悪い!?不機嫌を押し隠して会ったのは、若くて有能な精神科医のシン。端から治療を認めないアダムに、一見穏やかで優しげなシンは、無愛想な皮肉屋に豹変!?診察のたび、一触即発の険悪状態で―。
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