きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「アドリアン・イングリッシュ (5) 瞑き流れ」 (モノクローム・ロマンス文庫)
最終巻。
読み終わって本を閉じる。
ジワジワと込み上げてくる想いを噛みしめる。
改めてタイトルを見る。
読む前に感じた違和感に納得。
そして、ちょっとこの先は!?と、叫びたい衝動に駆られました。
圧巻の読み応え。
リアルに突きつけられる彼らの想いや苦悩がたまらなくて、
だからこそ、得られた幸せが心に響く。
「お前を見たその瞬間」
「あの時お前に出会うまで」
アドリアンの気持ちを尊重して、決して押し付けることなく時を待ち、
漸く告げられたジェイクの真摯な想い。
そこからの展開が……心拍数があがりました。
名作。
ペーパーは表裏に一作品ずつ。
とても切ないSSと、羽根でシルクなSSと。
おもしろかったけど、読了後すぐに読んだのは、私的にはちょっと失敗。
読後のやるせない感覚にしばらく浸っていたかった。
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