異世界転生は楽しく読めても、生き返りは納得できないのだと再認識したお借り本。
というわけで、事故死した主人公が人生のやり直しを計るために復活する前半の「イエスタデイをかぞえて」は物語世界にまったく入り込めずに戸惑っていたわけですが。
恋人の死と向き合い、その恋人との出会いと共に過ごした時間を丁寧に振り返る後半の「イエスタデイをひろって」は物語世界に入り込んで彼らと想いを共有できました。
最後まで読んでよかった。
特に後半、椿が三島に対してどんなふうに想いを寄せていったのかが追えたことがとても良かった。
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