きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「クライアント」水壬楓子(リンクスロマンス)
「俺が信じられなければ、自分を信じてみれば?」
マリヤのこの言葉、とても素敵。
自分に自信がなければ言えない台詞だよね。
気負わず、力まず。
ふわっと読める作品。
それは、彼らが地に足をつけて、迷いなく自分の道を歩いているからかな。
甘えも依存もない対等な関係。
愛情故とはいえ、それを崩そうとしたジェラルドに反発したマリヤ。
仕事に誇りと自負を持っている男として、当然の反応だと思う。
マリヤがボディガードであるが故の「覚悟」を背負った上での恋愛。
彼らなら素敵なパートナーで在り続けることができると思う。
書き下しの『キティテイル』では、
一人と一匹の猫に振り回されるジェラルドがオモシロ可愛くて……
こういうドタバタ大好きです。
「頭のてっぺんから吹き上げる雄叫び」聞いてみたい(笑)
内容(「BOOK」データベースより)
人材派遣会社『エスコート』に所属するボディガードの鞠谷希巳は、ダン・サイモンのボディガードとしてアメリカに赴いた。迎えにきたのはダンの養子であるジェラルドで、鞠谷の美しい容姿から本当にボディガードなのか、ダンと恋愛関係にあるのではないかと疑っていた。一緒に過ごすうち、二人の関係は修復され、距離が縮まっていくが、実は鞠谷とダンとの間には秘められた理由があり…。大人気『エスコートシリーズ』第二シーズン始動。
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