忍者ブログ

きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「ロスト・コントロール -虚無仮説1- 」蒔舞(フロンティアワークス)



FBI捜査官の藍は、少女の誘拐事件の捜査の過程で、自分の過去と向き合うことになる。
巻末の番外編で語られる彼の過去が、あまりにも痛々しくて胸に刺さる。
彼の母親も、そしてトビーの母親も。
何故、子供に対してそんな仕打ちができるのだろう?
掴めない少女の行方。
焦燥と、過去からの呪縛と、ハイエルへの想いとに揺れる藍。
「事件に感情移入しすぎるなよ」
どうしても感情が先に立ってしまう私には、
グサグサ突き刺さる言葉だった。
「嘘つき」
この言葉はいたたまれない。
精神的に追い詰められた藍が向かったハイエルの部屋。
そうしむけたハイエルの真意は?
ドキドキしながら次巻へ。

とりあえず。
カウンセラーと言えども、人の恋心を勝手に不幸だって決めつけるのはどうなの!?と。
イアンには文句言いたい。
そして貸してくれたお友達には感謝☆好みドンピシャでした!

内容(「BOOK」データベースより)

FBI捜査官の藍沐恩には2つの悩みがあった。ひとつは、FBIに提出する心理評価審査がパスしないこと。もうひとつは、秘かに想いを寄せる上司で相棒のハイエルのことだ。カウンセラーは言う。審査がパスしない原因は藍の幼少期にあり、「藍沐恩には自殺傾向がある」と。また別のカウンセラーが言う。ハイエルへの望みのないその想いは「藍を不幸にするだけだ」と。だが、ある少女の誘拐事件をきっかけに、過去の自分とハイエルへの想いに向き合うことになり―…。複雑に絡まり合う事件と犯罪心理に対峙する、台湾で人気の心理サスペンスBL!!

拍手

PR
  

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 5 6 7 8
11 12 13 15 16
18 19 21 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

プロフィール

HN:
みやこ
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- きままに読書★ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]