きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「上海散華」沙野風結子 (ラヴァーズ文庫GREED)
晶羽が今までの己の傲慢と偏見に基づいた態度に気づき、内省し、
悔いるシーンがとても印象的。
とはいえ、晶羽自身も抑圧された環境で育てられた被害者。
炎爪と出会わなければ、鬱屈した想いを抱えたまま、
心から笑うことはできなかったと思う。
そこから抜け出すための代償が凌辱やら異国の地・上海への連れ去りやらだけど、
結果的には炎爪に溺愛され、晶羽も炎爪への愛を自覚し、
人として大きく成長できたわけだから、読後の印象は甘々。
クリスがもう少し癖のある人かと思ったけど、普通に善い人だった。←何を期待してた?笑
小山田さんのイラストを眺めてはうっとり。やっぱり好きだわ~。
ややこしいけど読む順番は
『上海散華』→『上海血華』。
というわけで、リンク作いきます。
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