きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「交渉人は疑わない」榎田尤利(SHYノベルズ)
【結局、人間なんて常に自分に暗示をかけ、騙し
なんとか取り繕って生きているだけなんじゃないかと思う】
交渉人の仕事のすごさを教えられた巻。
頭の回転がよくないと、できない仕事だわ。
いざコトに及ぶ段になっての兵頭と芽吹のやりとりが個人的にとても好き。
芽吹の腹の括りっぷりと、心配事の中身がどこまでも男らしくて、
情緒の欠落っぷりに兵頭がお気の毒様。
でも最初に条件提示したのは兵頭だよね。お馬鹿さん。
とはいえ、本気で寝たいと思ってないなら抱かない!という兵頭がとっても男前でした。
さゆりさん視点の後日談がとても良い。
サラリと零れる本音ってあるよね。
笑いあり、ホロリとさせるシーンあり、ドキドキあり……
最初から最後まで「読ませる」物語でした。
次巻も楽しみ!
「掘削」という芽吹の心の呟きに爆笑。
そして、携帯待ち受け画像がとっても素敵☆
内容(「BOOK」データベースより)
元検事で元弁護士、そのうえ美貌と才能まで持ち合わせた男、芽吹章は、弱き立場の人を救うため、国際紛争と嫁姑関係以外はなんでもござれの交渉人として、『芽吹ネゴオフィス』を経営している。ところが、ひょんなことから高校時代の後輩で、現在は立派な(!?)ヤクザとなった兵頭寿悦となぜか深い関係になっている。嫌いではない、どちらかといえば、好き…かもしれない、だがしかし!!焦れったいふたりの前に、ある日、兵頭の過去を知る男が現れて。
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