きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「儡の巫女 眠る探偵3」榎田尤利(講談社X文庫 ホワイトハート)
殺戮を繰り返す槇の願いは、きっとこれなんだろうなぁ、と思っていたことが的中……
しただけじゃ終わらなかった。
毀れた執着は更にタチの悪い方向へと軌道を変え、加速していく。
愛を押しつけないで。絡め取らないで。勘違いしないで。
そう言いたいけど。
込み上げるこの不安感はどこからくるんだろう?
疲弊しきった心を和らげ、安寧の日を得るためには、
彼らは槇という狂気と再び対峙しなければならない。
だけど、みんな槇に引きずり込まれた沼にどっぷりハマって雁字搦めになっているし、
この先も誰かが傷つきそうで怖い。
自分のオーラの色ってどんなふうに分析されるんだろう?
知りたいような、知りたくないような、やっぱり知りたいような(笑)
人のオーラや他人の夢等々、
余計なモノは見えない方が生きやすいんだろうなぁ、と、
改めて思った。
利用されるのはごめんだし、そのせいで家族が崩壊するのは耐えがたい。
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