きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「凍る月~七色の攻防~」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
殺伐とした展開が続く中、
光陽がひたすら心の癒しだった。
あの状況で戦いを回避することを訴え続けることは簡単じゃない。
だけど、それを貫いた光陽は強い。
一方で、銀のやり方は納得できない。
望んで集ってくる人は率先して巻き込めばいい。
だけど、あんな形で他人を戦いに巻きこんじゃいけない。
自分のやらかしたことの結果をどう受け止めているのかな?
光陽の言い分に全く耳を貸さなかった銀とは違って、
須王たちは話を聞いたうえで妥協案を示してくれた。
だけど、動き始めてしまった事態は加速度的に悪い方へ。
スケールの大きさに圧倒されて、最終巻へ。
帰ってきた亨の頼もしさに安堵。←彼も癒しだった。
梁井はちょっとヘタレてるくらいがカッコイイと思います。←褒めてる。
須王には変わらずにいてほしい。←大好き。だから銀に対して厳しくなるのかな?
どっちかの息の根を止めるしかない獣人vs獣人の幕引きよりは、
獣人vs人間の方が上手い着地点が見い出せる気がするんだけど、どうだろう?
続が気になりすぎてドキドキするわ。
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