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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「凍る月~瑠璃色の夜明け~」夜光花 (ラヴァーズ文庫)



完結巻。
人も、獣人も。
そして、人の中にあっても、獣人の中にあっても。
それぞれの寄る辺があって、それぞれの正義がある。
だから争いが起きるし、こうして歩み寄ることもできる。
そして、対話と駆け引きの果たす役割の重要性。
見事に書ききってくれたと思う。
迷わず手首を切り落とそうとした巴の行為には、
傷つけられることが日常にあった彼の過去が透けて痛々しかった。
ラスト間際の深刻なシーンでの光陽の発言には、
え?そうくる!?と、緊張しっぱなしだった気持ちが笑いでほっとゆるんだ。
光陽らしくていい。
闘い抜いた彼らが手にした瑠璃色の夜明け。
楽しく読了!

私、夜光さんは「花シリーズ」で(エロ過多すぎて)なんじゃこりゃ!?ってなって
しばらく遠ざかっていて。(でもドナってない・笑)
「薔薇シリーズ」をお友達が貸してくれてすごい面白い!ってなって。
結局自分で今回の「凍る月のシリーズ」を買い揃え……という流れに至っています(笑)
「花シリーズ」で終わらなくて本当によかった。
面白かった。

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