きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「夜に赦される」英田サキ(プラチナ文庫)
久我が胸の奥底に抱えていた過去。
秋津との間にひと波乱あるんだろうな、という展開ではあったけど、
予想を突き抜けたドラマティックな展開がグサグサ刺ささって涙目。
許せないとは思う。
でも、憎いとも思えない。
悩みに悩み抜いた秋津が対峙しなければならなかったのは、
結局は自分自身の想い。
羽生の生き様も壮絶過ぎたけど、
思うように生ききって、望む様に死ねた彼自身は納得してたんだろうなぁ。
羽生の残したあまりにも重い置き土産に翻弄され続けた秋津たちだけど、
今回の件でようやく、新しい一歩を踏み出すことができたんだと思う。
次巻は秋津の覚悟の程が試されるのかな?
だったら、久我がハラハラしそうな展開になりそう。
久我、カッコいいなぁ……
たとえ、カラオケの選曲がおっさんくさくても!
私も「昴」大好きよ。歌詞見なくても歌える自信ある(笑)
今回もタイトルが秀逸でした。
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