きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「星に願いをかけるには」イーライ・イーストン (モノクローム・ロマンス文庫)
孤独の中にいたマイロが星に託した願い事。
そしてそのマイロを見失いかけたジェイソンが星に願った想い。
そんな彼らの恋の行方と並行して語られるのは、
平穏に暮らす町に降りかかった未知のウィルスの脅威。
本人が思っているほど頑なでもクールでもないジェイソン。
彼が押し隠した想いを本能的に察したマイロのジェイソン認識が、
本人の自己認識とかけ離れているところが面白い。
理屈をこねていたジェインがようやく素直になったかと思えば、
その想いをマイロに伝え損なう間の悪さ。
だけど、それは彼だけのせいじゃない。
凶暴な(笑)援護射撃に感謝しないとね。
一話話完結で続いてきての、シリーズ第三弾は
これは次巻に続くと考えて良いのよね?と前のめりになるエンド。
不穏な気配ムンムンで胸がざわざわする。
この町の平穏が壊されることがありませんように。
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