きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「最凶の恋人(4)―覚悟の日―」水壬楓子 (ビーボーイスラッシュノベルズ)
自分自身では何も変わらないつもりでも。
生活環境が変わり、立場が変わり、
周囲からの自分に対する対応がその立場に見合ったものへと変われば、
自ずと自分自身も変わってくる。
そんな遥の変化が伝わってくる。
そして、その変化の過程の中で遥が自らの意志で心に抱いた覚悟。
それを強いたわけではない柾鷹の度量の広さを改めて思う。
駄犬並みのかまってぶりがうざくても。
遥のことが大好きなのが全力で伝わってくるから憎めない。
やくざに雇用されるデイトレーダー……確かにリスク高すぎてなり手いないのは納得。
でも、相場が読めたら楽しいだろうなぁ、とは思わなくもない。
ディーラーから連想するのは石田衣良の『波のうえの魔術師』。
友だちに貸したら彼女の会社の上司の方も読みたいと。
気軽くお貸ししたら図書カードで返却されてきました。
彼曰く。
「真剣に読んでたら赤線引っ張っちゃった!ごめんなさい」
私はむしろ、どこに赤線を引いたのかが知りたかった(笑)
音痴な組長にデジャブ。
黒羽も音痴だったよね。
花郎さんは谷地さん表紙の『禽獣の系譜』が神作品。
そのうちレビューあげたい。
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