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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です (3)」夜光花 (キャラ文庫)

好きシリーズなので期待して読み始めたけど、
期待以上に面白かった。大満足。
北方(謙三)イズムが徹底的に浸透しているので、
竜との戦いに挑む前に念入りに調べて準備してっていう過程にわくわくするし、
戦闘描写も臨場感あってどきどきする。
見事凱旋した後の帝国法改正への着手・根回しの仕方も興味深い。
そういう横槍入るだろうなぁ、と予測できたところからの先の展開に奮い立つ。
秘密の鍵を握る魔女探しにも余念がなく、シュルツとのややこしい関係の落としどころも気になるところ。
一番気になるのは反撃の狼煙をあげたその先の彼等がどうなるのか。次巻楽しみ。


個人的なベストシーンは子竜の誕生シーン。大好き。
リドリーには申し訳ないけど爆笑。
人語も解する子竜は頼もしい相棒に育ってくれるはずだよね。



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