きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「狼の遠き目覚め」J.L.ラングレー(モノクロームロマンス文庫)
前作でチェイとキートンの同性カップルに対して初めは完全否定の態度をとったレミ。
そんなレミのメイト(伴侶)も同性のジェイク。
どんな前途多難な恋になるかと思ったら、
レミの過去が掘り下げられるほどに、やるせない気持ちに駆られる。
そして、あんな態度を取らざるを得なかった事情も明らかになる。
家庭内の暴力は本当にタチが悪い。
父の暴力からなんとか弟を守ろうと奮闘してきたレミの情の深さは、
この先彼らの群れの中でプラスに作用するんだろうね。
試練を乗り越えてのジェイクとレミの恋の成就。
お互いに大好きオーラ全開の甘々なので、好きにイチャイチャするといいと思います!
レミとキートンの完全に気を許した友人同士的な会話がとても好き。
家族とのつながり。
仲間とのむすびつき。
揺るぎない絆って素敵だなぁ、と思う。
ジェイクが統率者となった群れのこれからがとても気になるところだけど、
次巻はキートンの兄、オーブリーの話。
こちらも楽しみ。
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