きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「獣~壊滅~」綺月陣(ガッシュ文庫)
自分の尺度で相手を計って、その上大切な思い出を穢してしまったら、
大火傷じゃ済まないよ?と言いたくなる九堂の過去編。
あの状態で人間って喋れるものなの?と、リアルに想像すると気絶します。
そして本編。
籠の鳥に納まりきれなかった廉。
言葉が足りていなかった九堂。
自らの利のために蠢く魑魅魍魎。
結果、起こってしまった惨劇。
諦めずに最後まで闘い抜いた廉の気概にはただただ息を呑むばかり。
「もう、あかんか?」の九堂の台詞がものすごく優しく響いたのはなんでだろう?
愛に殉じる言葉を睦み合う二人が、ただただ痛々しかった。
あの状態からどうやって!?が気になるので、マッハの速度で次巻へ。
副題。
降臨→壊滅→灼熱→真蛸→覚醒とサラッと読んで、
「真蛸!?」と目を剥きました。
うん。想像通り(爆)
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