きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「純真にもほどがある!」崎谷はるひ(ルチル文庫)
20年に及ぶ付き合いのある幼馴染兼親友から恋人への関係の変化。
その変化に付随する戸惑いや揺らぎがストレートに伝わってきて、
彼らと一緒にハラハラしたりドキドキしたりしながらの読了です。
茅野と瀬戸。双方の視点からのその時々の想いが綴られているけど、
個人的には瀬戸寄りな目線で追っていました。
セックス込の付き合いでより大きな変化を強いられるのは瀬戸の方で、
そりゃあ、イロイロ考えるよね。
とはいえ、茅野もなんだかんだイロイロ我慢してがんばったなーと。
結果、彼らの辿りついた「甘く爛れきった」三日間。
愛情あふれるいちゃいちゃはこっちも照れくさく幸せになりますわ。
当人同士では近すぎて見えなくなっていることも、
冷静に分析してくれる第三者の存在の心強いことといったら。
アツミさん、カッコよかったです!
内容(「BOOK」データベースより)
茅野和明は「燃えあがるような恋をしてみたい」が口癖で恋愛依存症。ある日茅野は、共同経営者で幼いころからの友人である瀬戸光流と酔った勢いでベッドイン。思わず「なんでおまえなの!?」と叫ぶ茅野に、瀬戸はそっけない。そんな瀬戸が気になる茅野は…!?続編「強情にもほどがある!」、書き下ろし「蜜月にもほどがある!」を収録。
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