きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼」みやしろちうこ(リブレ出版)
好き好き大好き言ってれば、何したって許されると思わないでよ?
という思いが途中まで抜けずに、
私の評価が底辺だったレシェイヌ。
とはいえ、彼の立場や置かれた環境を想えば、仕方ないのかな?
でもそれは人としてどうよ?
あれ?彼、人じゃない??
王族が愛し合うことによって土地が肥える。川の水が綺麗になる。
彼の孤独を知り、そのあたりの世界観を汲み取ったあたりから面白くなってきました。
とはいえ、ワンパターンな濡れ場には飽きてきて、そこは斜め読み。
不自由なく暮らせる立場にありながら、
自分にできる事を模索する足弱の佇まいは好印象。
色々気になるので次巻へ!
この物語で特筆すべきは<灰色狼>の皆々様の存在。
王族に仕えることに生きがいを見出し、
かいがいしく二人のお世話をする様がとても楽しい。
というか、仲間内での相談内容がとても愉快。
表紙もイラストも綺麗で、4冊表紙が見えるように並べて飾りたい。
無理だけど(笑)
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