きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「蛇恋の禊」沙野風結子 (幻冬舎ルチル文庫)
過去は変えられない。
悔いてもその過去の延長上の未来に進むしかない。
自分の選んだその道が間違っていなかったと証明するために。
そのために他人の血を流すまいと、
痛々しい程の潔さで腹を括った凪斗。
彼に手厳しくしたのは臨んだ方向へ導くためだったはず。
なのに、そんな凪斗の姿を見て、何故ブレてんの?角能~~!?と、
一瞬愕然としました。はい。
だけど、そんな角能が見せた腹の括り方は壮絶で、
鬼気迫る奈良さん絵で臨場感倍増し。
いろいろあったけど、最後はお祖母ちゃんの残して逝った想いに涙。
お祖母ちゃんっ子の私には込み上げるモノがありすぎたわ。
さて。
次はいよいよシリーズ最終巻。
主役は違うけど、間違いなくこの落とし前つけるよね?
久々の沙野さんワールド、ゾクゾクするわ。
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