きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「DEADSHOT」英田サキ(キャラ文庫)
アメリカを舞台にした劇的な物語の最終巻。
ディックとユウトの途中のすれ違いではどうしようもなく切なくなりましたが。
どちらが欠けても幸せにはなれないと。
別れの土壇場で互いに手を伸ばし、
今度こそ刹那じゃなく、明日もまた抱き合えることを信じて
身体を重ねることのできた二人に安堵しました。
ボナハムの過去回想、効果的に差し挟んできたなぁ……
おかげで、コルブスがただの悪役でなくなった気がします。
ディックはともかく、ユウトとは一対一の関係が築けたはずなのにね。
「運命の相手は自分で決めるものなのだ」
諦めず、ディックに手を伸ばし続けたユウト。
海辺でのイラストがぐっときました。
文句なくおもしろかったです!
内容(「BOOK」データベースより)
ディックを復讐の連鎖から解放したい―。宿敵コルブスの逮捕を誓い、捜査を続けるFBI捜査官のユウト。次のテロ現場はどこか、背後に潜むアメリカ政府の巨大な影とは…?ついに決定的証拠を掴んだユウトは、コルブスと対峙する!!ところがそこに現れたディックがコルブスの銃弾に倒れ…!?執念と憎悪と恋情―刑務所から始まった三人のドラマが決着を迎える、衝撃のラストステージ。
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