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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「夜を走り抜ける1」湖水きよ&菅野彰 (enigmaコミックス)



彫塑家と美術商。
晴生が虎一に興味を持ったきっかけは、すんなりと内側に踏み込んできた距離感と彼が生み出す作品。
晴生のまさかのアプローチに驚いたけど、癒えない傷を抱えたままの彼に対する虎一の接し方がいい。
芸術に携わるが故の感性、なのかな。
晴生の不安定を汲み取って不安になる虎一と、虎一の傍で安らげる晴生。
自分に好意を抱く宝生をうまくあしらえていると思っているのは晴生だけで、
周囲の評価は違う。
虎一といるときの晴生は、取り繕ったいつもの表情ではなく、
素の自分を晒すことができる。
そのことに気づいてしまった宝生。
さぁ、どうする?
人の心は侮ってはいけない。


個人的に諸橋近代美術館(作中では唐橋美術館)は大好きな場所なので、
こうして作中で描かれることがとてもうれしい。
前回行ったのはいつかな?と思って調べたら10年くらい前だった。
また行きたいなぁ。

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