きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「デルフィニア戦記11 妖雲の舞曲」茅田砂胡(C・NOVELS)
長椅子の飛ぶ前代未聞の夫婦喧嘩の流れからの微笑ましい仲直り。
じゃれるように傷を舐めあうシーン、好きだなぁ。
振り回されたバルロはお気の毒様でした。
脈々と受け継がれてきた家には後継ぎは必須。
それぞれに事情や思惑があって、皆様、本当に大変そうだなぁ、と。
ウォルとリィの素性に気付いたダルシニ家の人々の混乱ぶりには爆笑。
いや、当事者的には笑い事ではないのでしょうが。
そして愛妾問題で直情型のリィの下した決断には度肝を抜かれました。
リィに放たれた刺客の動向、タンガとパラスとの謀略。
そこに絡むスケニア等々、気になることがてんこもりです。
内容(「BOOK」データベースより)
国王を人質にし戦端をひらく―愚劣であるが確実な作戦をもってなお戦には敗北した。デルフィニアの進撃を止めなくてはタンガ・パラストは滅亡する!二国の王は恐怖した。大華三国の均衡は守られねばならぬ。かくして二国再連合とスケニア、さらにファロット一族を巻き込んだ陰謀が始まった。
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