きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「デルフィニア戦記8 風神の群雄」茅田砂胡(C・NOVELS)
リィの人ならぬものとしてのどんな側面を見せられても、動じないウォルがとても素敵。
並び立つ二人が率いる国がいつまでも続くことを願うけれども。
「別れ」という老婆の言葉。
とうとう実態を伴った異世界の者たち。
リィが「こちら側」の世界の者ではないことを、あらためて突きつけられた巻でもありました。
今回はイヴンの立ち回り方が底抜けにカッコよかった。
喧嘩友達のバルロも認めるほどの漢気。
そしてタウの山賊たちの働きっぷりも心憎いかっこよさ。
あちらこちらで結婚話が持ち上がるデルフィニアだけど、
隣国からはきな臭い匂いしか漂ってきません!
続きが気になる……
内容(「BOOK」データベースより)
王子が敵の手に落ち、意気消沈するタンガの陣に国王ゾラタス率いる援軍が到着した。迎え撃つデルフィニア国王ウォル。両国の王を将とした大軍が国境の砦をはさんで対峙するパラストを加えた大華三国は三つどもえの戦乱に突入するのか。デルフィニア王妃リィの存在がすべての『鍵』を握っている。
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