きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「眉山」さだまさし (幻冬舎文庫)
いずれは向き合わなければいけない時が来る。
家族の病。そして死。
個人的には自分が癌です!と言われた時より、
家族が癌です!と言われた時の方が衝撃は大きかった。
多分、逆も然りだったんだろうなぁ。
相手の方が辛いと思うから弱音は自然と出てこなかった。
誰しもがお龍さんのように気丈でいられるわけではないだろうけど、
そうありたいと思える姿がそこにあった。
お龍さんと咲子の母娘関係がとても素敵。
馴れ合わず、甘えず。
だけど、やさしさを失わずに愛情は溢れんばかり。
あんなふうに向き合っていきたい。
繰り返し読みたい作品。
中学校からの友だち。高校からの友だち。大学からの友だち。
そして読メで出逢った友だち。
縁のある人たちが生活している徳島。
だから私にとっても愛着のある土地だったりします。
阿波踊り……いつか間近で見てみたいな。
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