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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「覇者の魔鏡(中編)炎の蜃気楼7」桑原水菜(コバルト文庫)



伸ばした指の先にある理想郷。
逃げ込んだ先に在るのは、終らない狂気と妄執との決別。
他者の介在しない、二人だけの楽園で、永遠に、貴方と……
それは、独りよがりの身勝手な苦悩。
だが、景虎は直江に決断を委ねる。
そう思えてならないからこそ、直江と一緒に苦しくなる。
ほんの一瞬、鏡を抱いて水底へ沈むことを夢想する。
高耶が景虎と高耶の狭間で揺れるように、
直江もまた、景虎と高耶の狭間で揺れている。
高耶をないがしろにしない彼の想いが嬉しい。
ただの「男」でいいんだよ、と言いたいけど、
直江はそれじゃ、納得できないんだろうね。
氏康公がまさかの姿を現したところで、次巻へ。

箱根に改めて行きたくなります。
でも、今行ったら泣きそう(苦笑)
伊達、といえば政宗を連想するように、
私的には、北条と言えば氏照なんだけど、これはミラージュの影響大?
一般的にはどなたを連想するものなのかしら?





内容紹介

魔鏡に魂を封じられ、北条氏照(うじてる)の手におちた高耶(たかや)。思念波(しねんは)によって送られた映像を頼りに箱根に駆けつけた直江(なおえ)が見たのは、生きる屍(しかばね)と化した高耶の姿だった。《闇戦国(やみせんごく)》制覇を目論む北条一族は、景虎(かげとら)の魂を神木(しんぼく)に木縛(こばく)し、霊的な兵器にしようとしているのだ。一方、伊達小次郎(だて こじろう)に拉致(らち)された譲(ゆずる)は、森蘭丸(もり らんまる)の催眠術によって、封印されていた強大な《力(りょく)》を、徐々に発現させようとしていた…!!

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