きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「進撃の巨人 20」諫山 創(マガジンコミックス)
誰もが思う。
自分だけは特別だと。
だけど、そうではないのだと。
現実を突きつけられる残酷な瞬間がある。
闘わなければ勝てない。
だが、その勝利には多くの犠牲がなければ手が届かない。
「死んでくれ」といったリヴァイ。
余りにも穏やかなエルヴィンの微笑み。
犬死ではない。
明日を繋いだ者たちに、すべてを託すために、駆けつづける調査兵団。
そして、104期生も必死で考える。
かつての仲間を斃す手段を。
胸が軋みながら頁を捲る。
「海を見に行くよ」
堪えていた涙は堰を切り、ここから最後の章は大泣きしながら読了。
次巻、読みたいけど辛い……
容赦ないけど、だからこそ、読み応えがあるし、心に響くものがある。
この戦いの果てに何が残るのだろう?
その答えはエルヴィンの言葉にある。
この巻を最後まで読んで、彼の言葉を反芻して、再び号泣。
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