忍者ブログ

きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「ロング・ゲイン ~君へと続く道~」マリー・セクストン (モノクローム・ロマンス文庫)



深みのある良作。
しっとりと読ませる。
もともとゲイとして自覚のあったジャレドと、
ジャレドと出会い、自らの性癖に直面したマット。
ゲイであること、世間の目、偏見、同僚、そして家族。
とても閉鎖的な町の中で、それらから目を背けることなく、
戸惑いながらも自らの想いとまっすぐに向き合ったジャレドとマット。
抱える孤独感。友情から愛情への転換。
家族からの理解や、或は埋まらない隔たり。
漂うリアリティが半端なくて彼らと一緒に一喜一憂。
惑いを吹っ切ったマットが職場の同僚にジャレドを認めさせた一件は
ふたりともカッコよかった。
愛情いっぱいのリバも素敵。

「ギャランドゥ」という言葉を久々に思い出しました。
これだけセクシーなギャランドゥ描写は、日本の小説ではあまりお目にかかったことないかも~。
ふふ。ホント素敵でした。
モノクローム・ロマンス文庫。
ホント外れないですね~。
これはスピンもあるので読むのがとても楽しみ。
【モノクローム・ロマンス文庫 14/22】




拍手

PR
  

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 5 6 7 8
11 12 13 15 16
18 19 21 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

プロフィール

HN:
みやこ
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- きままに読書★ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]