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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「バーボンとハニートースト」石原理(ディアプラスコミックス)



「ポルノではない18禁」
過去に石原さんが言っていた言葉だけど、
彼女の作品をものすごく端的に表している言葉だと思う。
濡れ場がなくてもエロティック。
ダダ漏れる大人の男の色気が半端ない。
しぐさや表情。
更に言えば、目線と唇の動きから漂う男の色香にドキドキして、
駆け引きめいたやり取りや、その距離感にゾクゾクする。
かと思えば、ふざけたノリも忘れない。
とても石原さんらしい作品だった。
「次も始まるよ!」って、おっしゃいましたね?
続刊、信じて待ってます!(笑)

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「フィフス」水壬楓子(リンクスロマンス)



15歳の榎本に取引を持ちかける29歳の巽。
そのやりとりと、成立してしまった取引内容に、悪い大人がいる~~!と思ったんだけど。
榎本と巽の両方からの心理を読んで、ああ、と納得してしまった歳の差カップル。
「終わり」を頭の片隅に置きながら、17年かけて育みつづけた想い。
いざ、終わりを迎えようとしたその瞬間に垣間見た二人の本気に、
読んでいて胸がギュッと締め付けられました。
悪魔の尻尾付の榎本が、巽の前でだけ可愛くなるのがイイ。
17年という歳月のなせる業かな。
巽の「あの子」呼びがなんだかとんでもなくツボでした。榎本32歳だよ!(笑)

延清が律の影響でちょっとずつ良い方向に変わってきているのが垣間見れたのも良かった。

内容(「BOOK」データベースより)

ある日、人材派遣会社『エスコート』のオーナーである榎本のもとに、新しい依頼人から電話が入る。相手は衆議院議員の門真巽。彼はボディガートを依頼し、さらにそのガードを同行させるプライベートな旅行に榎本を誘う。実は榎本と門真は、17年前、榎本が中学生の時にある取引をし、月に一度、身体を重ねる関係だった。旅行に誘われたのは初めてで、二人の関係の微妙な変化にとまどいを覚えながらも、榎本は門真の誘いを受けるが…。

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「ハイキュー!! 13」古舘春一(ジャンプコミックス)



烏野vs条善。
溌剌とした試合っぷりが小気味よくて楽しいのは、
彼ら自身が本当に楽しんで試合をしているからなんだろうなぁ。
でも、試合は遊びじゃない。
真剣に取り組んでいる姿勢がちゃんと伝わってくる。
アドバイスにはきちんと耳を傾け、
自分の実力を過信せず、成長しようという姿勢が伝わってくる。
だから全力で応援したくなる。
この巻を通して大地さんの存在感はすごい。
一緒にプレーする選手はもちろん、監督ですら心強いだろうなぁ。
一触即発のトイレ前もおもしろかったけど、個人的なツボは「薙ぎ払え!」でした(笑)

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「さらば、荒野」北方謙三(角川文庫)



【「なにか、俺にできることは?」
 「ないね」
 「なにもか?」
 「ここから出て行ってくれりゃいい」】

満を持してのブラディ・ドール再読。
若干大げさな言い回しだけど、そんな気分。
シリーズ通しての評価は私の中では一作目が一番低いんだけど、
それでもくぅぅぅ、と、拳を握り、息を止め、胸をドキドキさせながら
次へ次へと頁を捲ってしまう世界が紙面に広がっています。
どこかからっぽで、何かが足りていなくて、色々なものを諦めていて。
それでも、男の矜持と熱い魂を本能で忘れてはいない男たちの世界。
この巻は、ブラディ・ドールのオーナー、川中良一を主軸に繰り広げられる、
壮大な物語の幕開けです。
ドキドキが収まってから、次巻へ……



冬は海からやって来る。静かにそれを見ていたかった。だが、友よ。人生を降りた者にも闘わねばならない時がある。夜。霧雨。酒場。本格ハードボイルド、“ブラディ・ドール”シリーズ開幕!(生江有二)

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「海の翼」秋月達郎(新人物文庫)



【人はひとりでは生きていけないということです。
 歴史もまた、おなじです。ひとりでは紡げません。
 人から人へ何事かが伝えられ、さらにまた人から人へ何事かが伝えらえる。
 歴史はそうしたことの積み重ねで成り立ってゆく。】

多種多様な情報が飛び交う現代の情報化社会において、
何故、自分を含め、こんなにも大事なことを知らない人がたくさんいるのだろう?と。
この本を読むまでは知らなかったトルコの人たちの思いに胸が熱くなりました。
イランイラク戦争で混乱を極めたイラン国内に取り残された在留日本人を救うための飛行機を、
日本の政府も民間の航空会社も飛ばすことができなかった。
だが、トルコ政府もトルコの国民も、日本の人々を救うために手を尽くしてくれた。
語り伝えられた100年前の出来事に対する恩義を忘れていなかったから。
ありがとう、と。
ただ、そんな思いに胸が震えて、涙が溢れて仕方がなかった。
絶対に忘れてはいけない大切なことがたくさんたくさん詰まった本でした。

内容(「BOOK」データベースより)

イラン・イラク戦争開始から五年後の一九八五年(昭和六十)三月七日、イラク軍は突如、三月十九日以降にイラン領空を飛ぶ航空機の無差別攻撃を宣言。自国機の乗り入れのなかった日本は、イラン国内に取り残された在留日本人の救出対策に苦慮する。タイムリミットが迫るなか、日本人の苦境を知って、救援に動いた国があった…。このトルコ政府の英断の裏には、明治二十三年(一八九〇)九月、日本訪問から帰国中に紀州沖で台風にまきこまれたトルコ軍艦エルトゥールル号遭難の悲劇があった―。百年の時空を超えた“恩返し”を描いた感動の書き下ろし長篇大作。

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「ミステイク」水壬楓子(リンクスロマンス)



個人的に清家は私のタイプではないわけですが。
そんな私でも、清家のまっすぐな想いに、
これはもうほだされるしかないよねぇ、と頷いてしまった。
想いがかなってよかったね、というより、
ああ、これだったらもう、気持ちが持っていかれるよね、という納得感。
あんな気持ちをぶつけられたら……うん。幸せだと思う(笑)
真城の女王様っぷりもいっそ小気味よくていい。
この先、清家は真城との恋愛でどんどんいい男に育っていきそうな予感☆


内容(「BOOK」データベースより)

人材派遣会社『エスコート』のボディガード部門に所属する真城は、派遣先でかつての後輩・清家と再会し、その美貌を歪ませる。5年前―SPだった真城は、恋人だった上司の男から突然「結婚」という裏切りを受け、当てつけに清家を誘った。しかし、ひたむきな清家の想いを利用したことが苦しく、清家の前から姿を消したのだ。再会の夜、清家の冷たい眼差しに胸を痛める真城に、清家はむさぼるようなキスを仕掛けてきて…。

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「武装酒場」樋口明雄(ハルキ文庫)



【おれの奢りだ。好き勝手やりな】

笑いすぎてお腹痛い……
たかが酔っ払い。されど酔っ払い。
それぞれに事情を抱えた居酒屋「善次郎」の常連客達。
その日店に足を運んだ彼らは、ほんの些細なきっかけにより、
拳銃、手榴弾、果ては不発弾を抱えた立てこもり事件を引き起こしてしまう。
(本人たちに自覚なし)
「奴らはなぜそんなことを!?」叫ぶ警察。
だが、酔っぱらいの心理は論理的には説明がつくものではなくて……
「飲んで騒ぐことじゃないですか?」
冷静な返しがいたたまれない(苦笑)
すべてを引き受けた店主、善次郎の漢気が果てしなくかっこよすぎる。
そして7年後……
いやぁ、ホント笑った。無条件に面白い本だったわ。


内容(「BOOK」データベースより)

阿佐ヶ谷のガード下にある居酒屋「善次郎」。妻を絞め殺したと思いこんだ男、借金の取り立てから追われる男、その他、様々な窮地に立たされた常連客たちが、己の苦境から現実逃避するために、偶然この店に集まってしまった。一方、別の事件で警察が「善次郎」の向かいの店にパトカーで出動。サイレンの音を聞いた常連客たちは、それぞれが自分を捕まえにきたと思いこみ、事態は立て篭もり事件にエスカレートしてしまうのだが…。抱腹絶倒のスラップスティック小説の金寺塔、待望の文庫化。

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「ディール」水壬楓子(リンクスロマンス)



とても好きな話だった。
一見共依存のような関係でも、実は依存しているのは延清の方。
束縛されることに甘んじているように見える律の方が自立している。
でも、律は籠の中から飛び出すことを、自らの意志で選ばない。
それは、飼われることに甘んじたわけではなく、延清に寄り添うことを選んだから。
辛い過去を持つ、不器用な二人の、距離感の探り合いがとてもいい。
特に延清。
愛情を知らずに育った彼が、律への想いに戸惑い、混乱し、自覚していく様子が
すごくよかった。
この先の彼らの話も読んでみたいなぁ……

内容(「BOOK」データベースより)

人材派遣会社『エスコート』で秘書を務める19歳の律は、ボディガード部門のトップ・ガードである延清と暮らしている。しかし、数えきれないほど抱かれていても、延清は「恋人」ではなく、「飼い主」だった。出会いは九ヵ月前。公園の片隅、見知らぬ男たちに襲われていた律を、身体を取引材料として延清が気まぐれに助けた日から、二人の関係は始まり―。

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「エスコート」水壬楓子(リンクスロマンス)



クライアントに対する態度も、仕事に対する姿勢も
なんて生意気な子共だろうと思っていたユカリだけれども。
何故か最後には志岐や真城と一緒に完全な保護者目線になってしまっていました(笑)
仕事に対して甘いこと言っている子はリアルに働いている身としては説教したくもなるわけだけど、
ああいうカラクリがあったのなら納得。
見習える先輩たちがたくさんいるわけだから、
ユカリには社会人としてちゃんと成長していってもらいたいなーと。
個人的には志岐さんの大人の男の色気がとっても素敵。
他の同級生たちの話が気になるのでシリーズ揃えちゃいます!

内容(「BOOK」データベースより)

「こんな男のガードにつくのか?」―時間に遅れて現れた依頼人に、ユカリは息を飲んだ。人材派遣会社『エスコート』のボディガードセクションに所属するユカリは、クリスマス・イブに莫大な遺産を継ぐ志岐由柾という男の護衛に任命された。初めての大きな仕事に気合十分なユカリだったが、ユカリを子供扱いする、ぞんざいで非協力的な態度の志岐に不安と反感を抱く。遺産相続日までの二週間、二人は生活をともにするのだが―。

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「ブライト・プリズン~学園の美しき生贄~」犬飼のの(ホワイトハート)



初読みの作家さんですが、ものすごく好みのお話でした。
設定もキャラもしっかりと作り込まれていて、世界観にブレがない。
宗教団体の管理する世間から隔離された学園という
とても特殊な世界で生活する彼らの日常と葛藤と苦悩がいっそリアルなほどに伝わってきて、
酸欠になるかと思うくらい夢中になって頁を捲ってしまいました。←馬鹿?(笑)
独善的かと思った常盤が実はどこまでも相手を思いやれる懐広い男で、
その常盤と結ばれる薔もしっかりと自分の矜持を貫いて凛として生きている。
鷹揚な表情の下に隠した楓雅の苦悩や、運命を受け入れてしたたかに生きる杏樹。
そして最後の最後で目を剥きそうになった爆弾が投下され……続刊急いで買わなくちゃ!


内容(「BOOK」データベースより)

深い森に囲まれた全寮制の王鱗学園で暮らす十八歳の薔は、様々な特権が与えられるという神子候補の一人に選出されてしまう。神子を決める儀式とは男に身を任せることで、その相手は日頃から敵愾心を抱いている学園管理部隊の隊長・常盤だった。抵抗する薔に突如、意外な事実を明かす常盤。彼の秘密を知り、次第に惹かれるようになる薔。隔絶された世界で生きる無垢な少年たちは、過酷な愛に溺れてゆく―。学園ファンタジーBL。

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