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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「エイリアン通り 8」成田美名子 (花とゆめCOMICS)



最終巻。超傑作。
とてもとても楽しかった。
拉致されたシャールを救い出すために、
学生ということを逆手に取った奇策。
うまくいってよかった。
先のことはわからない。
それでも。
会いたい、と思えば、
共に在りたいと願えば、会うことができる。
現状が変わることを一番恐れていたシャールの、
「望めばいつでも帰ってこれる」
その言葉が頼もしい。
同録のシャール出演映画「フィリシア」は嬉しい特別編。
オーディションのシーンが浮かんだし、何よりストーリーがとてもよかった。
本を開けば、いつでも大好きな彼らがそこにいる。
とても楽しい読書時間だった。

ホント好き。大好き。
と、改めて思った作品。
年季の入った単行本だけど、今度姪っ子ちゃんにも読んでもらおうかなぁ。
一時期ブームになったけど、今の子たち、エリマキトカゲって知っているのかしら?
と、ふと思ってみました。

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「エイリアン通り 4」成田美名子 (花とゆめCOMICS)



シャールと翼の日本旅行。
というわけで、舞台は一転して日本へ。
シャールの中には翼の身元を確かめたいという思惑があって、
彼女のかつての思い出の場所を訪ねるうちに、過去の事件に遭遇する。
人の想いはままならない。
それでも。
「どうか、みんな、幸せに」
地球上の誰もがそんなふうに願ったら、
もう少し明るいニュースの行き交う地球になるんだろうか?
「幸せ」の定義が違う限り、そうはならないのかな?
個人的にセレムが訪問してくるシーンがとても好き。
ドアあけてあんなんだったら、確かに腰が抜けるわ(笑)

同録の番外編で、シャールが女装をするに至った経緯が明らかに。
誰かのために動くことのできる彼の根底にあるのはやさしさ。
うん。
みんな、ちゃんとわかってるよ。

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「エイリアン通り 3」成田美名子 (花とゆめCOMICS)



私の大好きな彼の登場する巻。
再読してもやっぱり大好きでした。
有事の際の腹の座りようが半端なくカッコいい。
自分の淋しさに他人を巻き込んではいけない。
だけど、シャールを連れ出したアリスと向き合うことによって、
シャールにとっての気づきがある。
彼に誰かを信じられる気持ちが芽生えたことが、ただ嬉しい。
偶発的にジェルがシャールの出自を知ることになるけれども、
その後の彼の態度が変わらないことが、わかっていてもやっぱり嬉しい。
だからこそ、素直に想いを吐露することができたシャール。
その涙、とても尊い。

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「エイリアン通り 2」成田美名子 (花とゆめCOMICS)



実際にはなにもないかもしれない。
でも、あるかもしれない。
そう思うだけで、わくわくするものだけれども。
のみならず、彼らは実際に出発する。
宝探しの冒険の旅へ。
いいなー。
舞台はアメリカ西海岸んなんだけど、アラビア世界に興味を持った一冊でもある。
人間不信の塊だったシャールの心がほどける一役を担ったであろうシーンがとても印象的。
その時の彼らのやりとりは、私の胸の内にも後々まで残った。
というか、いまだに残っている。
金を探しにって、とても大切なものを持ち帰った彼ら。
素敵なバケーション。


『はるか遠き国の物語』
『メイーミー・エンジェル』
関連するものから連想して読みたくなったのはこの二作品。
となると、『キャンディ・キャンディ』も読みたくなる連鎖。
イースターエッグは作るのがとてもとても楽しかった。
私、隠さずに食べてたなぁ。(笑)

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「エイリアン通り 1」成田美名子 (花とゆめCOMICS)



私の人生に欠かせない一冊。
今読んでも色褪せることのない作品世界にどっぷりハマりこんでの読了。
大好き。
三つ子の魂百まで。
……というわけで、私のL.A.のイメージはいまだにこの世界が基本にある気がします。
シャール、バトラー、翼が同居する家に、とある事情から加わることになったジェラール。
国籍も年齢も性別もバラバラな四人が繰り広げるハートフルコメディ。
コミカルな会話とテンポの良いストーリー展開がとても楽しい。
その一方でそれぞれが抱えた事情もチラリと垣間見え、
今後どうなるかがとっても気になる一巻目。

10歳そこそこの頃におこづかいで買った本を、今も大事に持っています。宝物♡


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「パパと親父のウチ呑み 1」豊田悠 (BUNCH COMICS)



シングルパパだってたまには呑みたい!
だけど、幼い子供を置いてor連れて呑みに行くのは無理!
そんな彼らが選択したのは、酒の肴を自作しての家呑み。
いいね~。
どれもこれも美味しそう。
家で料理を作る時は、時々新メニューへのチャレンジをしつつも、
基本的には自分の作れるレパートリーの反復。
だから自分以外の人が作ってくれる料理は、
自分がチョイスしないメニューが出てくるから嬉しいね。
ハムカツ久々に食べたいなぁ。
でもこれ、家で作ったことないわ。
幾つになっても友だちとにぎやかに食卓を囲むのは楽しいね。

ウチは誰かの得意料理はその人に任せて
自分は手を付けない、という暗黙の了解がありました。
だから私は、中華飯が得意だった妹が家を出てから
彼女の作った中華飯が時々食べたくなる。
ちなみに私が作るものとみなされていたのはカレー。

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「パパと親父のウチご飯 13」豊田悠 (BUNCH COMICS)



最終巻。
作中色々あったけれども。
終始美味しそうなご飯と愛情たっぷりな家庭描写にほんわり癒され、
最後は中学生にまで成長した愛梨と清一郎の姿が見られて感無量。
思い描いた通りの中学生'sに育ってくれていて、ホントに嬉しくなる。
千石と晴海の関係も変わらず、その距離感が良い。
小さいころから料理の手伝いをしていると、
大きくなってから困ることはないというのは実体験上断言できる。
ウチは「料理当番」という制度(?)があって、
持ち回りで作らされていたけど(←言い方・笑)やっててよかったなーと。
何度読んでも飽きずに楽しく読める作品。


「今年はもう作らないわ」
「うん。作らなくていいよ」
という会話をしつつ。
結局母がおせちを作る……というやり取りを何年繰り返していることか。(笑)
今年はどうなる!?



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「パパと親父のウチご飯 12」豊田悠 (BUNCH COMICS)



ママ友ならぬ、パパ友登場。
困った時には助け合ったり情報交換し合ったりできる仲間って大事。
幼稚園児が喜ぶ可愛いお弁当を模索するオッサン’sが可愛い。
協力して出来上がったお弁当、とても美味しそう。
照り焼きチキン作ってみたいなぁ。
レアチーズケーキは数少ない繰り返して作ったスイーツ。
ビスケットを砕いて作った土台部分が大好きだった。
そこだけ食べ続けられる。(笑)
全作通して一番作りたいと思ったのは、おでんの具沢山餅巾着。(餅巾着好き好き)
冬になったら絶対作ろう。
人生においてずっと一緒にいられる人は一握り。
だから出会いを大切にしよう。


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「パパと親父のウチご飯 11」豊田悠 (BUNCH COMICS)



ミートローフ。最後に作ったの、いつだったかな?と思ったものの、
思い出せなかった。
ハンバーグと材料はほぼ一緒。
うん。
今度作ってみよう♪
パパのお誕生日に手づくりケーキ作りに奮闘する子どもたち。
そのまっすぐな気持ちが嬉しい。
困ったときには大人がちゃんと助けてくれる安心仕様。
子どもたちの将来は無限大に広がっている。
ついでに青年・竜也もまだまだ自分のやりたいことを追いかけられる。
自分が諦めない限り、選択肢がたくさんあるのは素晴らしいよね。
甥っ子ちゃんが今年受験。
なかなか大きな目標を掲げているみたいなんだよね。うん。がんばれー!

私が次に選択する機会があるとしたら、今の仕事からチェンジするときかな?
なんかこう、キラキラしたものに囲まれて仕事がしたい。

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「パパと親父のウチご飯 10」豊田悠 (BUNCH COMICS)



拗れた親子関係は、血がつながっているだけに当人同士での解決は難しかったりする。
他者の介入も余計に拗れる原因になったりもするけれども。
今回は晴海のフォローがあっての和解。
うん。
生きているうちに関係を修復できるならしておいた方がいい。
どちらかが死んでしまえば、話をすることもできないのだから。
猫の死を通して、生きているものはいつかは死ぬということを学ぶ愛梨と清一郎。
命はリセットできない。
だからこそ、尊いし大切にしなければいけない。
と、簡単に人の命を奪ってしまう人たちに言いたい。
五歳児の「おやじさん」呼び、渋いな。(笑)


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