きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「漫画」の記事一覧
- 2019.11.30 「GIANT KILLING 52」ツジトモ (モーニング KC)
- 2019.08.18 「進撃の巨人(29)」諫山創 (講談社コミックス)
- 2019.07.05 「あひるの空 THE DAY(1)」日向武史 (講談社コミックス)
- 2019.05.01 「進撃の巨人 28」諫山創(講談社コミックス)
- 2019.05.01 「進撃の巨人 27」諫山創(講談社コミックス)
- 2019.05.01 「GIANT KILLING 51」ツジトモ (モーニング KC)
- 2019.05.01 「GIANT KILLING 50」ツジトモ (モーニング KC)
- 2018.11.30 「あひるの空 FUTURE IS NOW(50)」日向武史 (講談社コミックス)
- 2018.11.11 「GIANT KILLING 49」ツジトモ (モーニング KC)
- 2018.09.02 「GIANT KILLING 48」ツジトモ (モーニング KC)
「GIANT KILLING 52」ツジトモ (モーニング KC)
自分よりレベルの高い人たちの中でプレーすることは、
自分自身の実力を引き上げる糧になる。
メンタル面でどこまでモチベーションを上げられるかは個々人によるけど、
マイナスの影響はもたらさない筈。
若手の著しい成長は
ライバル不在の日本で常にトップを走り続けてきた花森にとっても良い起爆剤に。
総括して考えれば、監督(ブラン)が果たしている役割ってホントに凄いんだな、と。
UAEの監督と選手の関係も好印象。
信頼関係ってホント大事よね。
日本で練習しているETUの面々の姿が見れて嬉しかった。
彼らの試合が早く観たいなー。
地元チームがJ1残留を決め、そういえば感想UPしてなかったわー、
ということを思い出してみました。
しばらくラグビーに熱かったからね。←多分関係ない(笑)
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「進撃の巨人(29)」諫山創 (講談社コミックス)
終わりを願う者。
その先の未来を願う者。
誰かを守りたいと願う気持ち。
殺したいという気持ち。
ただ平穏を願う者だっているだろう。
「何のために戦うのか?」
明確に示すことができる者の方が少ない。
そして時代の流れは強い思いを持つ者に引きずられる。
だが。それは民意でも総意でもない。
息詰まる巨人同士の戦い。
暗雲しか見えない戦いの最中にあって、子どもたちの憎しみに対する連鎖の気づきと、
エレンの元に駈けつけようとする同期たちの結束が嬉しい。
冒頭で息を呑んだ彼が生きていてくれることを願いつつ。
(スカーフェイスでもカッコいいと思うの)
次巻を待つ。
例え誰が命を落としたとしても。
何らかの希望を抱けるエンドであることを願う。
「あひるの空 THE DAY(1)」日向武史 (講談社コミックス)
かつての大敗から一年。
味わった無力感と悔しさをバネに、戦える力を懸命に身に着けてきたクズ高の彼ら。
だけど、忘れてはいけない。
一年の時間があったのは、大栄の彼らも同じだということを。
彼らとて、進化しているのだと。
その事実を愕然と突きつけられる第一クォーター。
そんな中でも空の表情がずっと変わらないのは良い予兆だと思っていいのかな?
逆に振り回されている千秋がなんだか珍しい。
絶望的な点差ではない。
ならば、第二クォーターでの巻き返しに期待しよう。
結末は覆らない。
だけど、善戦する彼らの姿を目に焼き付ける。
実質的には「あひるの空 51巻」
だけど表記は「Part1」
最初見た時、1巻からリニューアルするのかと思って、え?それでも買わないとだめだよね??
と、ちょっとだけ混乱(笑)
読み始めてから15年。
どんな装丁、どんな出し方になってもついていくよ。
「進撃の巨人 28」諫山創(講談社コミックス)
リヴァイがカッコよすぎて震える。
そして、彼の胸の内を想って涙が出そうになる。
彼の口からエルヴィンの名が出てきたことが辛いけど、嬉しい。わー、複雑な私。
ジークの傲慢に過ぎる思考。
死ぬなら一人で絶望を抱いて死ねばいい。
道連れの安楽死なんて誰も望んでいない。
誰もあなたになんて未来を託してなんかいない。
エレンがミカサにぶつけた言葉が本心だとは思いたくないなぁ。
「解放」だと思いたい。
忌まわしい習性からの。
娘を殺した敵を前にしてのサシャの両親の態度には頭が下がる。
着々と動いている物語。
行き着く先は、破滅か、平穏か。
「無知ほど自由からかけ離れたものはない」
刺さるなぁ。
知らない方が幸せな事ってあると思うけど、
自らが進むべき道を選択して判断するためには、
無知であってはいけないんだね。
エレンの「自由意思での選択」
最後まで見届けなければ。
「進撃の巨人 27」諫山創(講談社コミックス)
語らないエレンは、心の中で何を思うのか。
「ほかのやり方があったのなら教えてほしい」
それは彼の心からの叫び。
これまで共に戦ってきた仲間たちと一線を引いてしまったエレン。
未来への道筋を彼らと共有できないのは、何故なのか。
ピクシス司令やハンジと義勇兵との対話にも何らかの意味がある。
サシャを間に置いての、マーレ人とエルヴィア人との交わりが哀しいけどあたたかい。
こんな僅かな絆から大きく広がることを期待したくなる。
殺し、殺される、殺戮の連鎖を断ち切るためには何をすればいいのか。
子どもたちの問答が刺さる。
与えられた問題提起は果てしなく重い。
一年前の彼らの姿が描かれているからこそ、
無表情に徹したエレンが余計に辛い。
このタイミングで行動を起こしたことに、どんな意味があるのか。
何をしようとしているのか。
「GIANT KILLING 51」ツジトモ (モーニング KC)
椿と窪田。
伸び盛りの若手二人と、絶対エースの花森との絡みが愉快で楽しい。
ボケ3人でなんだかプラスの相乗効果。
とはいえ、どんなに仲間から弄られていても日本代表のエース。
負けん気の強さとここぞという時の言葉の頼もしさったらないわ。
ジャッジには期待しない。
問答無用の得点で試合を勝ち取る。
そんな、あるべき形を再確認。
試合の流れと自分の立ち位置をきちんと考えて把握している椿の成長が頼もしい。
そして花森の言葉に震える。
51冊読んできても、まったく衰えないワクワク感。
この試合の最高のクライマックスを期待して次巻へ。
読みながら、この試合展開と彼らの想いに鳥肌。
最後の数ページが特にすごかった。
衰えない面白さが素晴らしい。
「あひるの空 FUTURE IS NOW(50)」日向武史 (講談社コミックス)
試合のない本巻。
勇気を振り絞って懺悔をしたり、ほのかな恋心を吐露したり、
五月先生までが新たな一歩を踏み出すことを決意したりと、
前巻までの妙院戦を追いかけながらの緊張感やハラハラ感から解放された、
インターバル的な巻かと思いきや。
次戦・大栄戦へ向けての緊張感が巻末に向けてジワジワと高まっていく。
満身創痍のクズ高のメンバーたち。
結末のわかっている試合。
だからこそ、滲む彼らの想いに胸が苦しくなる。
次巻からはずっとずっと読みつづけてきた作品の最後の試合。
「いつか終わってしまう それが今日この日」
正座待機くらいの覚悟で待ちます。
もう15年くらい前かな?
マガジン本誌で読んだ連載第一回目。
「え?何この漫画!?」という衝撃が忘れられない。
そこから発売日直後に単行本を買い続けて今に至ります。
「結末のわかっている蛇足に本気で取り組む」
著者だからこそ、私はここまでついてきた。
そして毎回毎回、彼らの試合に気持ちを揺さぶられてきた。
……と、シリアスに語りつつ。
遊び心満載な『進撃の巨人』の一コマに笑った。
「GIANT KILLING 49」ツジトモ (モーニング KC)
ブランの監督としての在り方が効果的な役割を果たし、
着実にまとまりつつある日本代表。
効果が結果として表れているところが頼もしい。
孤高のエース・花森が、椿と窪田の若い二人に
かつての自分と持田を重ねるシーンに涙目。
絶対的なエースですら進化する。
城西の期待を外さない優等生的な活躍も好き。
花形だけでは成り立たないのがサッカー。
土台をしっかりと支える役割を担う人も必要。
そして、中国代表にも個性的な監督がいたわ。
彼の言葉は奥が深い。
試合外の選手の姿が垣間見られる
巻末の「アジアカップの日々」がとっても楽しかった。
アジアカップも読んでいてとても楽しいんだけど、
ジーノ不在が続いてなんだか禁断症状気味になってきました。
そして、花森にだんだん愛着が湧いてきて困る。←何で?(笑)
リアルでは地元のチームがJ1残留を決めてほっと一息。
「GIANT KILLING 48」ツジトモ (モーニング KC)
現状に満足しない。
常に上のレベルを目指す。
その姿勢は尊敬に値する……と思いかけたけど、
世界ランク一位ってわけじゃないからね。
そんなのは当たり前。
だけど、実際にやろうと思えばとても大変なことだ。
ブランの采配の元、勝利を積み重ねようと邁進する日本代表。
選手たちがそれぞれの仕事を果たしていく中で、
花森の孤独が痛々しい。
どこまでも大きな持田の喪失。
それでも、前線に立つ者は、全力で戦いつづけなければいけない。
花森には、日本代表の10番で在り続けてほしい。
いつか持田と同じピッチに立てるといいね。
笑顔で怒るブラン。怖いわ~(笑)
本誌を読むのをやめてしまったので、この先の展開がわからない。
次巻がとてもとても楽しみ。
花森が「孤高の10番」ではなくなるといいな。
周りには皆がいる。
まぁ、素直に認めないと思うけど、気付いてほしい。