きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「漫画」の記事一覧
- 2018.08.19 「進撃の巨人 26」諫山創
- 2018.07.05 「恋とは呼べない 1」町屋はとこ/榎田尤利(ビーボーイコミックス)
- 2018.05.15 「GIANT KILLING 47」ツジトモ (モーニング KC)
- 2018.05.13 「GIANT KILLING 46」ツジトモ (モーニング KC)
- 2018.04.07 「あひるの空 49」日向武史(マガジンコミックス)
- 2017.12.12 「進撃の巨人」諫山創(マガジンコミックス)
- 2017.11.04 「GIANT KILLING 45」ツジトモ(モーニングコミックス)
- 2017.09.09 「あひるの空 48」日向武史(マガジンコミックス)
- 2017.08.20 「進撃の巨人 23」諫山創(講談社コミックス)
- 2017.08.02 「GIANT KILLING 44」ツジトモ(モーニングコミックス)
「進撃の巨人 26」諫山創
「戦わなければ、勝てない」
だから、戦い続ける。
尽きない暴力。
失われる命。
憎しみの連鎖。
やられたからやり返す。
間違っていないけど、間違っている。
自分たちの国を守る為に正しい選択があるのだとすれば、
教えてほしい。
武器を取り続ける彼らが痛々しいと思うのは、私の感傷。
時間を稼ぐために選んだ作戦。
動き始めてしまった事象。
止められないのならば、突き進むしかない。
物言わぬアニに対峙するアルミンの言葉が刺さる。
何をもってして「勝利」とみなすのか。
彼らの選んだ未来には危うさしか感じられない。
事態は既に泥沼化してしまっている。
だが、これが戦争。
リヴァイがどこまでもリヴァイで、
ハンジがやっぱりどこまでもハンジだったことに安堵する。
「戦え 戦え」
この台詞からは『仮面ライダー龍騎』しか出てこない。
そう言えばキャッチフレーズは「戦わなければ生き残れない」だった。
PR
「恋とは呼べない 1」町屋はとこ/榎田尤利(ビーボーイコミックス)
「恋は落ちるもんだよ」
とても素敵な笑顔で語る英。
そんな英が恋に落ちた相手がクソなところが、
本当にいたたまれない。
だけど、何もかもを理解した上で、関係をきっちり清算できる強さがあるから大丈夫。
クリスマスイブの日に傷心の英に文字通り「拾われた」淳平。
「恋は二度としない」と自らに言い聞かせる彼は、
過去の恋で負った傷に苦しんでいる。
傷ついても苦しんでも、優しさと笑顔を失ってはいない彼らの物語。
コラボしている小説サイドの橘高とサガンも加えての恋愛模様。
一筋縄ではいかない人たちばっかりだけど、だからこその読み応え。
何度読んでも、やきのりちゃん(猫)可愛い~~~(*≧▽≦*)!!
と、心の中で叫んでしまう。
「記念日が来るたびに恋人に捨てられたことを思い出すのか」
と泣く英の姿に、かつて
「恋人の誕生日に彼の歳の数だけプレゼントを用意して一個ずつ全部渡して
最後にサヨナラって別れてきたの。彼、予想外すぎて大泣きしてたわ」
と語っていたクラブのママを思い出す。
詳しく事情を聞いたなら、私の思いも違ったかもしれないけど、
言われた言葉だけを受け止めたら、鬼だなぁ、としか思えなかった(^^;
「GIANT KILLING 47」ツジトモ (モーニング KC)
ブランの監督としての力量は図抜けていると思う。
そんな監督の意を汲んで同じ方向を向いて闘えるのがプロ。
自分は自分。
誰かと比べることに意味はなくて、
その中で何ができるかを追求することに意味がある。
才能あふれる集団の中に在って、
ここを間違えると多分辛い。
ぶち当たった壁は乗り越えてこそ強くなれる。
中には蹴破る人もいるけど、それは稀有。
そして、夏木。来ちゃいましたか。
なんだろう、この脱力感。←褒めてます(笑)
優勝以外の結果が許されない試合にブランがサプライズメンバーで臨んだ意図は?
次巻も楽しみ!
不在なのに持田の存在感が半端ない。
だからこそ、城田の横に持田がいないのはやっぱり淋しい。
いつか、彼が世界で戦う姿を見てみたい。
そして、いよいよワールドカップが間近になってきましたね。
さて。
私の大本命の国はどんな試合を見せてくれるのか。
わくわくします♪
「GIANT KILLING 46」ツジトモ (モーニング KC)
ブランの日本代表選考基準。
いいね。わくわくする。
責任の重さを自覚して、それに見合う働きができること。
これは会社でも通用する。
手を抜くことは簡単だけど、我武者羅に頑張りつづけることは意外と難しい。
責任を自覚した椿の中央突破はお見事。
彼はこの先、もっと強くなる。
蛯名の熱血っぷりは嫌いじゃない。
監督同士のやりとりもこの漫画はおもしろい。
ダルファーに対する達海の大人げなさは笑えるレベル。
そして、蛯名の達海をリスペクトするモノローグに感動した後に抱いた淋しさ。
「その日」までは存分に楽しませてもらおう。
まだシーズンは終わっていないのだから。
次回からはアジアカップ!
「みんなをワクワクさせて、誰もが応援したくなる」試合を。是非!
「あひるの空 49」日向武史(マガジンコミックス)
目指すのは、努力だけでは届かない場所。
おまえしかいない。
臨界を越えた戦いの中で
預けられた信頼に応えられる底力に震える。
限界なんてとっくに突破した状況で、
更なる限界を求められる息が詰まるような戦い。
一秒一秒が大きな意味を持つ試合展開で
チームを統率する監督の采配の重要さを思い知らされる。
あの瞬間での百春のまどかさん回想はガチで泣けるって。
空の微笑みに切なくて震えたのはなんでだろう?
ここで終わりじゃない。
自分にそう言い聞かせる。
長い試合の決着。そして……覚悟の必要な試合へと移行する。
楽しみだけど苦しい。たぶん、そんな試合。
百春の脚の状態ってどうなってるの?
気が気で仕方ない。
状況は全く違うけどイモトの「ダメだと思ったそこから が、本当のスタート!」 」
と言う言葉が過った。
「進撃の巨人」諫山創(マガジンコミックス)
別の視点から語られる、物語の始まりの時。
一巻を読んだ時の衝撃を思い出し、その時とは違った想いが胸を過る。
大人は策略を巡らせ、過去もそして現在も、
国を背負って戦うのが子どもたちだということが、やるせない。
潜伏は彼ら自身の意志。
目的のために積み重ねられた嘘。
交わらない二つの正義。
だけど、共に過ごした時間は嘘じゃない。
だからこそ、そこでかわされる会話が痛ましい。
そして、邂逅。
ここでか!と、鳥肌が立つ。
漸く交わった時間軸。
四年の時を経て、彼らは何を語る?
進み続けた者たちの見る未来は希望か、さらなる地獄なのか?
というわけで、やっと購入できました。
期待通り、ぐいぐい読んでしまう面白さでした。
予告が不穏で仕方ないんですけど!
「GIANT KILLING 45」ツジトモ(モーニングコミックス)
鳥肌からの号泣。
神様は本当に彼に厳しい。
どうしてここで?と叫びたくなる。
だけど、刹那の先を見据えた彼の言葉に、精一杯のエールを送りたい。
まだ、走り続けることができる。だから、待っている、と。
花森の背中、寂しいなぁ。
そして、宿命の試合はついに決着。
それぞれの想いを抱えて。
「自分に正直に」という達海の言葉が沁みる。
「我を忘れた牛」っていう、ジーノの村越に対する例えがひどい。←褒めてます。
今は全身で喜べばいい。
彼らには次の戦いが待っている。
その前に、日本代表メンバーの発表が!楽しみ。
子どもって、物事の本質を直感的にちゃんと見てるよなぁ、と
ちょっと感心したコータの台詞。
「今度はどのくらい変わるんだろうって
ワクワクして連れてきたくなっちゃうけどな」
うん。
その通り。
私もわくわくするよ。
平泉監督と持田の短いことばのやり取りにぐっときました。
「あひるの空 48」日向武史(マガジンコミックス)
「足が折れても走りきる」。
刹那に賭ける試合。
たとえ点差が1点でも、相手より数字が小さければ、次はないのだ。
諦めるな。
気持ちがくじけない限り、戦える。
そんな彼らの気迫と熱意が伝わってくる。
ギリギリの試合展開の中での表情がとてもいい。
多分それは、チームメイトに対する信頼の証。
双子の超能力、よかったわ~(笑)
この瞬間を全力で。
見せる事で、次の世代を担う者たちに伝えるモノが間違いなく在る。
積み重ねてきた時間の全てに胸を張って、あと2分ちょい。
「大丈夫、まだやれる」
メンバーと、自分自身を信じて。
しばらく連載休止がつづいておりますが……
一日でも早い復帰を、とは言わない。
いつまででも待つ。
無理せず最後まで描きたいように描ききってください。
「進撃の巨人 23」諫山創(講談社コミックス)
壁の向こう側の正義は「鎧の巨人」を主軸に置いた物語。
何のために戦うのか?
もはや、問いかけることに疲労感を覚える。
殺したいから戦う人間はそうはいない。
守りたいもののため。自由を勝ち取るため。
虐げられた国の民のため。
それを手に入れるために必要なのは、「敵」と認識した者たちの命。
「向こうにいる敵、全部殺せば俺たち自由になれるのか?」
とは前巻のエレンの台詞。
「あの島に住む悪魔共さえ消えてくれればみんな幸せになれるのに」
とは今回のライナーの母の台詞。
どうにもやるせない想いを抱えたまま、次巻へ。
漫画を読んでいる気軽さは微塵もなく。
イロイロ考えながら読まされました。
これは彼らの物語。
双方向からの言い分を突きつけられれば、
何が正しいとか何が悪いとか私が結論付けられるわけもなく。
ただ次巻を手に取る日を待つしかないのよね~。
とりあえず私はリヴァイに逢いたいです。
「GIANT KILLING 44」ツジトモ(モーニングコミックス)
「できるかできないかじゃねぇ。やるしかねぇんだ」
彼らはその言葉に奮い立たされる。
あと半歩、あと0.5秒の先を求めるETUの選手たち。
「俺のことを信じろ」
そう言った達海に対する絶対的な信頼。
サポーターとの一体感に、最初の険悪だったころを思い出して胸が震えた。
生き急がなくていいんだと、持田には言ってあげたい。
誰か、気づかせてあげてほしい。
終わりを想定したサッカーをする必要なんてないんだってことを。
試合は佳境。
どうしようもなくドキドキしたまま決着は持ち越し。
予告の持田に半泣き。
ちょっと、続き早く~~!!!
個人的には王様vs王子でテンションダダ上がり。
ザッキーの「王子に殺されるぜ」でかつての萌え再燃で昇天。
くらくらしました。(笑)
ウチの本部長は「モチベーションは自分であげるものだ」と
期首会議でおっしゃっておりましたが。
とりあえず、この巻読んで!と言って差し上げたい。
モチベーションを引き上げるのも、上司の役目の一つだと思うのは甘えなの!?