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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「あひるの空 42」日向武史(マガジンコミックス)



どこまで走れば、そして、どこまで跳べば限界なのだろう?
「ワシらに未来があるとは思わんでください」
この試合に勝たなければ次はない。
だからこそ、刹那に賭けるトビの言葉。
「受け入れてなるものか」
指導者として、空パパの言葉は正しい。
負けたら終わり。
単純な決め事の中で戦っている彼らにとって、
一試合一試合の持つ意味は、とてつもなく重い。
この時が続けばいい、と、どれほど切に願っても、
決着の時は必ず来る。
何がどう動いても、結果が実力。
でも、後から振り返った時、必ずそこで得た何かに気付くはず。
キラキラした彼らがとても眩しいです。

「満足したら人間フィニッシュなんだよ」
太郎ちゃんの言葉にこんなにも頷く日がくるとは(笑)
何ごとにおいても、そこで満足してしまわなければ、
どこまでも成長していくことができるのだと、私は思います。


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「GIANT KILLING 37」ツジトモ(モーニングコミックス)



現状に甘んじるな、という、ブランの姿勢は、
厳しいけれども人間が成長するのに相応しい在り方だと思う。
A代表の中という選び抜かれた人間の中に入って、
自分の在り方を改めて突きつけられる椿。
結果を出しているからこそ、許されているんだろうなぁ、という
花森の言動が面白い。
でもその「結果を出す」ことが、どれほど大変な事か。
知っているからこそみんな一目置くのだろう。
自分にはそこで戦える力がある、という自負は、
代表の中で戦っていくためには絶対に必要なもの。
だからこそ、試合に出られなかったことで込み上げる椿の悔しさは、
彼をステップアップさせる糧になる。
次巻、楽しみ。

ストーリーはとても楽しいです。
それとはまったく次元の違う問題で……
そろそろジーノが恋しくなってきました。←大好き。(笑)
そして、一コマだけのモッチーで、テンションあがりました。





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「ハイキュー! 18」古舘春一(ジャンプコミックス)



「全てのプレーは繋がっている」
チームスポーツの醍醐味だなーと思います。
一人で戦っているわけではない。
だけど、一人一人が考えて工夫して全力を出し切って。
そしてひとつにまとまって機能するのがチーム。
両校ともに全力のチームプレイで臨んでいる試合。
各々強烈な個性を持つ人たちが、自分の役割をしっかりと自覚して果たしながら、
一致団結する姿って、見ていて気持ちがイイ。
「楽」をしようとした瞬間が「隙」になる。
だから全力で走る。跳ぶ。
「抜けた先にはスーパーリベロ」
ノヤっさんに対する絶対の信頼。
とっても痺れたフレーズです。

日向のハイタッチをスルーするツッキー。さすが(笑)
なんだかんだ言いつつ、しっかりチームに溶け込んでいる姿に安心するわ。
及川さん好きな私としては影山にとっての脅威が及川さんであることがなんだか嬉しかったりします。

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「GIANT KILLING 35」ツジトモ モーニングKC



勝負の世界で生きる者たちにとって大切なことは、
ピッチの上で結果を出すこと。
とても厳しい世界で戦うが彼らが、
その状況を「楽しい」と、所属するチームを「大好き」だと、感じられるのは、
彼らを導く監督の手腕であり、チームメイトとの人間関係なんだろうなぁ、と思います。
のびしろのある椿や窪田がそう感じられるチームでプレイできることは
そして、互いに切磋琢磨しながら戦えることは、
彼らにとってとてもプラスになっていくはず。
ガッツリぶつかって戦い、引き分けたガンナーズ戦。
そして舞台は代表選へ。
ブランのスタンスは厳しいけれども、公平。
独特な雰囲気を醸し出す日本代表の10番のプレイが気になります!

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「あひるの空 41」日向武史(マガジンコミックス)



進んだ時間の分だけ彼らは成長していて、
共に過ごした時間の分だけ、絆は深まっている。
誰かが欠ければそのカバーを。
古傷が疼けばサポートを。
自分にできることを全力で出し切りながら、
勝つために臨む試合。
込められた一人一人の想いが、ヒリヒリと伝わってくる。
「俺は幸運な男だ」
百春のつぶやきに、1巻の頃の彼を思い出して、
本当にその通りだと、なんだか涙が出てきました。
対戦校の北辰。
最後の最後で先輩後輩の気持ちがひとつになったのがよかった。
「夢は必ず叶うと信じた時代」
即ち、キラキラ輝いていて、充実した時代。
文字通り、青春。


試合が終わって治まりかけた涙は、
百春とまどかのピュアで不器用な恋心の回想で、決壊。
この歳で!
そこで泣く!?と、自分ツッコミ。
しかも毎週読んでて内容知ってるのに!(笑)
大好きすぎて宝物みたいになっている本です。

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「進撃の巨人 17」諌山創(講談社コミックス)



何かに酔わないと生きていけない世界。
そこに少しずつ灯りはじめた希望の光。
だが、まだ安寧とは程遠い世界。
人類を守る。
痛いほどに伝わってくる、調査兵団の決意と覚悟。
彼らの揺るがない姿勢が、世界を少しずつ変えていっている。
誰もが、一歩も引けないギリギリのところで踏ん張っている。
その強さが頼もしくもあり、何故か哀しくもある。
「ありがとう」と言ったリヴァイの表情が胸に刺さる。
ケニーに託されたものをリヴァイが所有することに感じる漠然とした不安が
私の杞憂であることを願います。
ヒストリアの言動は終始かっこよかった。

人類強制参加型地獄の鬼ごっこ。
絶対に参加したくありません!



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「ハイキュー!」古舘春一(ジャンプコミックス)



烏野vs青城戦、決着。
どちらが勝ってもおかしくなかった、全力プレーでの決着。
試合後のみんな、良い表情してたなぁ。
「たとえどんな大会で勝っても完璧に満足できずに一生バレーを追っかけて生きていく」
これって、バレーに限らず、人の進歩や成長の基本というか、原動力だなぁ、と、
しみじみと思いました。
満足したところが成長の限界。
常に足りない部分をなんとかしようと足掻くから、より大きな自分になれる。
そして始まる白鳥沢戦。
得るモノの大きな試合になりそうな予感を感じさせて次巻へ。
ノヤっさーん!!!

本誌読んでるのに!
通して読んで試合で泣き、番外で泣いた巻でした。
私、及川さんがホント大好きです。
そして岩ちゃんとのコンビがホント素敵。
悔しさを競うって……(笑)
チョーシに乗れないって言ったトビオとの関係性も好きだし、
ウシワカと対峙した時の表情がイイ。
個人的に青城戦は毎週毎週しんどかったので、白鳥沢はちょっと落ち着いて読みたいです。ハイ。

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「青の祓魔師 15 」加藤和恵(ジャンプコミックス)



出雲が命がけで案じ続けた月雲との再会と別れ。
幸せそうに笑う妹の生活の中に、自分はいない。
出雲に感情を曝け出して泣ける仲間がいてよかった。
志摩が戻って、祓魔塾の候補生たちは一緒にいてこそよぉ!と、やっとほっとした。
志摩は誰かに強制されているわけでもなく、踊らされているわけではなく、
自分の意志で行動している。
だから、たとえ彼がこの先どんな選択をしたとしても、納得できると思う。
一方の雪男はなんだか不安定で苦しそうで見ていられない……けど!
廻りの言葉に惑わされないでほしい。最後は全部跳ね飛ばしてほしい。
これは私の願望。

出雲みたいに雪男も周りの仲間に感情をぶつけられればいいのになぁ……
抱えた問題が大きすぎるか。

内容紹介

ウケとミケの力を借りた出雲は、悪魔と化した外道院に“鎮魂の祓い"を放ち、自らの過去に決着をつける! しかし志摩が現れ瀕死の外道院を連れ去ってしまう。勝呂は志摩に裏切りが自分の所為かと問い掛けるが!?

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「ハイキュー! 16」古舘春一(ジャンプコミックス)



「どいつもこいつも雰囲気変えて来やがって」
昨日と同じ自分じゃ戦えない。
そして、ひとりきりでも戦えはしない。
信頼を築き上げた仲間たちと挑む県代表決定戦準決勝。
これがラストゲームになりうる緊迫感の中での戦い。
一人一人が成長していることが、この試合からだけでも伺える。
必死さと、熱さと、楽しさと。
伝わってくる思いに胸が震えるのは、贔屓チーム同士が戦っているからかしら?
どちらにも負けてほしくない。
そんなことはありえないけど、願わずにはいられない。
手に汗を握ったまま、決着は次巻へ。
及川さんのドsっぷり、最高です!

発売日当日「岩ちゃん可愛いから早く読んで!」メールが友人たちからガシガシと。
本誌読んでる私的には「え?どこで?何があった!?」って感じだったんだけど、
確かに番外編の岩ちゃん、大変可愛かったです(笑)


内容紹介

青葉城西との代表決定戦準決勝の第2セット。青城に流れが傾く中、烏野はピンチサーバーとして山口をコートに送り出す!! 前の試合で失敗した山口は、苦い記憶を払拭し、流れを引き寄せる事が出来るのか!?

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「ジャイアントキリング 35」ツジトモ(モーニングコミックス)



「ピッチに立つ以上誰一人手ぶらで帰ってくるんじゃねぇぞ」
厳しい言葉ではあるけれども、プロとしてそれは当たり前に要求されること。
だけど、達海のサッカーの根底にはわくわくするような楽しさがある。
ガツガツした大阪の気質と、ダルファーのハングリーさは噛み合ってるんだろうなぁ。
今回の試合は全力での泥臭い試合展開だけど、迫力があっておもしろい。
「俺達は変わった」
一丸となって戦うETUの選手たちの頼もしいことといったら。
選手あっての監督。監督あっての選手。
如実に感じさせられる試合展開だった。
躍動感あふれる椿のシュートで次巻へ。
楽しみだわ。


内容紹介

首位・大阪ガンナーズを相手に1点をリードし、ハーフタイムを迎えたETU。浮き足立つ選手達だったが、ロッカールームでの達海の言葉に選手達の表情は一変する――。経験に打ち克つには、変化と成長しかない。勝て、そしてフットボーラーとしての未来を拓け! 激闘の後半戦、スタート!!

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