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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「花よりも花の如く 13」成田美名子(花とゆめコミックス)



「一人の中には宇宙に匹敵するほどの世界が広がっている」
ものすごく深い言葉で、真理だなーと思いました。
憲人の告白に対する返事がすぐにもらえるかと思って読み始めた13巻。
葉月の想いと彼女の過去に何かがあることを匂わせつつ、明確な答えを得られないまま次巻へ。
城跡を訪れたり、ロープウェーに乗ったり、プラネタリウムに行ってみたり。
得られない答えにやきもきするのではなく、
葉月のことを思いながら静かに流れていく時間を憲人と共有するのも
なんだかわるくないなぁ、と思える優しい内容でした。
紙面から伝わる日本の伝統芸能の凛とした美しさには吐息が零れます。
兵庫県を訪ねてみたい想いに駆られながら、次巻を待ちます。




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「恋と軍艦 3」西炯子(なかよしコミックス)



サーシャと晶のドタバタした掛け合いが可愛くて好き。
好きな子に意地悪するお子様かと思っていた陽の、
実はしっかりとした甲斐性のある一面が垣間見れたのが好印象。
キスに憧れてみたり、夏休みにはしゃいでみたり、アイドルにのぼせてみたり。
そんな中学生の微笑ましい日常の間に差し挟まれる大人の事情にはドキドキさせられっぱなし。
サーシャと航一の微妙な関係や、航一と町の人たちとの軋轢。
最後の最後の航一の言葉に爆弾を投げ込まれたような気分になりながら三巻読了。
え??
なんかもう、続き気になって仕方ないんですけど!

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「恋と軍艦 2」西炯子(なかよしコミックス)




人生は壮大なヒマつぶし。
晶ちゃん、中学生が何て台詞を。
かと思えば、サーシャからワンポイントゲットとはしゃぐ姿は年相応で可愛い。

アラフォー男子二人のセリフのないコマの表情や仕草が本当に色っぽい。
航一を心配するサーシャとの無言のやりとりにはたまらなくクラクラしてしました。
町のために町そのものを変えていこうとする航一と町民との対立。
変化を嫌う人たちを説得するだけでも簡単なことではないところに、
過去の柵までも背負う航一。
サーシャとの関係も含め、これからの展開が気になるところ。

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「恋と軍艦 1」西炯子(なかよしコミックス)



中学生女子二人とアラフォー男子二人の物語。
両親の不仲が原因で祖母の元へ預けられることになった香奈。
大人の事情で振り回される子供は生きていくことがちょっと大変だ。
自分のことを大人が「もてあましている」という言葉を言わせてしまう環境が哀しい。
そんな香奈の憧れの人は28歳年上の町長さん。
爽やかな笑顔の裏に何が潜んでいるのやら……
町長とサーシャ。
二人のアラフォー男子の色気というか、醸し出す雰囲気にドキドキくらくらしながら読了。
お花畑脳の香奈とクールな晶のコンビも可愛い。
予測のつかないこの先の展開がとっても楽しみ。
それにしても晶ちゃん、たくましすぎました(笑)

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「進撃の巨人 14」諌山創(マガジンコミックス)



何のための治世か。誰のための権力か。
人類のために戦ってきた調査兵団が、いま、その人類に刃を向けられる。
何が正しいのか。誰のために戦うのか。
突きつけられた局面は、彼らにとってあまりにも残酷だ。
「自分の判断に従って動け」
確固たる信念を持っていない者には、エルヴィンの言葉はとても重い。
だが、そこで動けるのが調査兵団だ。
「隣にいる奴が明日も隣にいると思うか?」
たくさんの死を見てきたリヴァイが吐露した言葉だからこそ、胸に刺さる。
だからそ、彼の躊躇のない戦いぶりが強くて哀しい。
息苦しさを引きずったまま、次巻へ。



拷問するのにエプロン&手袋。さすがです!兵長!!
そしてウソ予告に和んだわ~。

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「ハイキュー!! 12」古舘春一(ジャンプコミックス)



春高予選開始。
「本気も必死も一生懸命も恰好悪くない」
うん。そのとおりだよね。
そうやって必死で頑張ってきた烏野が着実に力をつけてきているのがわかる巻。
合宿で培った技術を試合で実践し、日向と影山の速攻も決まり出す。
皆の必死さの中、どこか斜に構えた部分を残していた月島もまた、
より高レベルな技術を模索し始める。
前向きな取り組みと、努力が結果として感じられる充実感。
読んでいて清々しいです。
番外編の和気藹々感も可愛い☆
他校にもそれぞれドラマがあって、それがちゃんと伝わってくるところがすごいなーと思うわ。
決定戦楽しみ!

個人的には大王様によろめきまくりです(笑)




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「ジャイアントキリング 32」ツジトモ(モーニングコミックス)



達海も不破も。どちらのチームの選手たちも。
誰しもが勝つために戦っている。
そんな思いがひしひしと伝わる巻だった。
「見せつけてやろうよ。強くなるために変わったんだってこと」
有里の頼もしい言葉の直後の夏木のゴール。
サポーターと一緒に盛り上がったところで次巻へ。
うわー。待ち遠しい。

雨の試合できちんとプレイヤーとしてフィールドに立っているジーノの姿に感無量(笑)
ジーノの脳内イメージを違えず翻訳した夏木はさすがです。

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「ジャイアントキリング 31」ツジトモ(モーニングコミックス)



新生ETUの緒戦。
達海の指揮のもと、山の頂を目指すという決意と覚悟が伺われる試合は、
ドキドキ……と言うよりもワクワクする試合展開。
ジーノのシュートが個人的にはもうテンションマックスでした(笑)
シュート後のリアクションもさすが王子。
大好きです!
名古屋の不破監督のスタンスや考え方が描かれていたのがよかった。
監督に就任しているからにはそれ相応の理由と資質がある。
この物語は選手の物語であると同時に監督の物語であることを、改めて思い知らされた。
キャプテンと言う任を降りながらも、己の役割をきちんとみきわめて全うする村越。
それを痛々しいと感じることは、彼にとって失礼なんだろうな。
それに加えて川瀬の回想と現在の思い。
プロ意識とは……プロとはなんたるや?
次巻が待ち遠しいわ。


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「進撃の巨人 13」諫山創 (講談社コミックス)



絵的には激しい戦闘もなく、会話主体で進められていく巻。
だが、内容は大きく変動する。
巨人という未知なる相容れないものとの戦いに加えて、
同じ人との戦いへ。王政との戦い。
腐敗権力との戦い。宗教絡みでの戦い。人類の歴史は争いの歴史。
古来から繰り返されてきた争いが、ここでも繰り返される。
人類滅亡を回避するためにエルヴィン達が背負わなければならないものはとてつもなく重い。
けど、やりきってほしいなぁ。
矛盾なく展開するストーリー。続きが楽しみ。

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「GIANT KILLING 30」ツジトモ (モーニングコミックス)



【あいつらに もう一回わかっててもらいたいんだよね。
 その幸せな時間は永遠につづくわけじゃねぇってことを】

かつての栄光も喝采も過去のものであって、今、同じものを体現することはできない。
羽の生えたように軽やかにプレイをしていたかつての自分を取り戻すことはできない。
逆戻りできない時間。
失ってからでは遅いのだ。
突然選手生命を絶たれた達海は誰よりもそのことをよくわかっている。
だからこそ、現役選手としてさまざまな夢に手を伸ばすことのできる立場にいる
彼らの停滞は、達海にとってとても歯がゆいものだったんだろうなー。
プロとしてボールを蹴ることのできる幸せな時間には、いつか、終わりが来る。
いま、望み得る最高の高みへと手を伸ばし、掴めるかどうかは自分次第だ。
達海が身体を張って思い出させてくれた熱い思いがこれからのETUにどう作用するのか。
期待したい。

それにしても………この巻はガチで泣きました。うわーん。

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