きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「漫画」の記事一覧
- 2021.10.02 「セカンド・パラダイス」おおや和美 (フラワーコミックスα)
- 2021.08.07 「セクシー田中さん」芦原妃名子
- 2021.06.09 「進撃の巨人 34」諌山創(マガジンコミックス)
- 2021.05.29 「GIANTKILLING 58」ツジトモ(モーニング KC)
- 2021.05.09 「進撃の巨人 11」諌山創(マガジンコミックス)
- 2021.05.09 「進撃の巨人 10」諌山創(マガジンコミックス)
- 2021.05.05 「進撃の巨人 9」諌山創(マガジンコミックス)
- 2021.05.03 「進撃の巨人 8」諌山創(マガジンコミックス)
- 2021.05.02 「進撃の巨人 7」諌山創(マガジンコミックス)
- 2021.05.02 「進撃の巨人 6」諌山創(マガジンコミックス)
「セカンド・パラダイス」おおや和美 (フラワーコミックスα)
持論だけど、仕事は51:49だと思ってる。
良いことが51あれば、49嫌なことがあっても我慢できる。
その比率が逆になったら、見切りをつける。
正しいことを言ったはずなのに社内での立場が悪くなり、
結果的には会社を辞した玲の第二の人生の物語。
バーのオーナー葉月との出会いが転機。
彼もまた、最初の仕事で躓いて、人生を模索してる人だった。
噛み合ってないようで噛み合ってた二人の告白合戦(?)が可愛かった。
そして傍で彼女を支えてくれる双子の弟と、弟の彼氏の存在が心強い。
彼らの家族関係がとても素敵。
楽しく読了♡
実際私は良し悪しの比率が逆転したなーと思ったタイミングでトラバーユ。
昔は当たり前に使ってたけど、もはや「トラバーユ」は死語なのねー。
転職後も採用時とは全く違う部署にいる今、
これが天職とは欠片も思ってないけど、結果的には今の会社で良かったと思ってる。
そうじゃなかったら間違いなく読メにはたどり着けなかった気がする。
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「セクシー田中さん」芦原妃名子
セクシー田中さん
①
今の自分を変えたい、と思ったら、
何か行動を起こさないといけない。
何をするかは人それぞれ。
田中さんの場合はベリーダンス。
打ち込めるものを見つけて、努力を続ける彼女の姿は魅力的。
居場所があるって心強い。
自分模索中の朱里はそんな田中さんに夢中。
人の内面をちゃんと見る目を持ってるってことだよね。
猫被ってない素の朱里が可愛い。
無自覚無神経で理想の女性像の追及に余念のない笙野と、
素の朱里にドキドキするチャラリーマン小西。
こっちも無神経な気がする進吾と
人たらしなマスター三好。
彼らの関係がどう展開するのかとても楽しみ。
田中さんよりももっと若かりし頃の私も、自分を変えたくて、
こんなふうに変わりたいと思う自分に近づきたくて、
頑張った覚えがあるなぁ。
主観的にだけど、ある程度は近づけたと思ってる。
生きるのが楽になったから。
②
女子にとっては「真壁くん」なら男子にとっては「浅倉南」。
ああ、例えがわかりすぎる世代です。
内面が掘り下げれればられるほどなんだか愉快な笙野。
無神経でも自分の言動を振り返って反芻することができるのは
凄いと思うよ。
着地点が究極の勘違いだったことが笑える。
チャラ男かと思った小西は堅実なアドバイスができる人。
素の朱里にときめく小西が愉快。
そして田中さんの悩みを受け止める朱里は大人びててカッコいい。
彼女も苦労しながら生きてきたんだなーと思わせる過去はなかなかシビア。
なんだかんだ一生懸命生きている彼らに好印象しかない。
③
表紙でかっこよく決めてる笙野の懊悩にひたすら笑って読了。
いい。
この人、とても良い。
変わろうとする姿も好ましい。
そして小西の笙野に対するアドバイスが説得力あって良いなーと思う。
この二人の友人関係、素敵。
私小西には朱里とくっついてもらいたいんだけど、
進吾が朱里にどう関わってくるかちょっとドキドキ。
そして一方的に笙野につかっかる朱里の一人バトルが愉快。
小西が間に入ることで、ちょっとは歩み寄れるのかな?
お友達ができて喜んでいる田中さんがとても可愛らしい。
彼女の恋が誰とどの方向に向かっていくのか。
気になる~。
「私のこれからの人生の中で、今が一番若い」
と言う田中さんの言葉に、何故か
「(風化が進む一方なので)今のこの状態が軍艦島で一番良い状態なんです」
というガイドさんの言葉を思い出した。
もう一度行きたい軍艦島。
④
「田中派」の朱里と笙野のコンビがとても愉快。
田中さんと絡めば絡むほど笙野は人間味が出てきて魅力的(?)になるし、
朱里は年下にもかかわらず頼もしくて心強い。
そんな二人や周囲と関わりあうことによって田中さん自身も少しずつ変わっていく。
朱里も内に抱えた鬱屈が晴れるといいな。
そしてド迫力の愛子先生。
「人を魅きつけるのはエネルギーだ」
その通り!という魅力を還暦を越えて体現している人。
終始楽しくて、笑いながら読んでいて、
なのに最後の最後でちょっとぉぉぉ!という爆弾落とされて次巻へ。
え?気になりすぎるんですけどー。(涙目)
気になりすぎて続きが掲載されていたら発売中の雑誌を買う気満々で検索かけたら
連載がお休みだった。
ぬおっ!?うそでしょ!?とジタバタして冷静になってみました。
うん。
次巻を大人しく待とう。いや、待てるか?←葛藤中(笑)
①
今の自分を変えたい、と思ったら、
何か行動を起こさないといけない。
何をするかは人それぞれ。
田中さんの場合はベリーダンス。
打ち込めるものを見つけて、努力を続ける彼女の姿は魅力的。
居場所があるって心強い。
自分模索中の朱里はそんな田中さんに夢中。
人の内面をちゃんと見る目を持ってるってことだよね。
猫被ってない素の朱里が可愛い。
無自覚無神経で理想の女性像の追及に余念のない笙野と、
素の朱里にドキドキするチャラリーマン小西。
こっちも無神経な気がする進吾と
人たらしなマスター三好。
彼らの関係がどう展開するのかとても楽しみ。
田中さんよりももっと若かりし頃の私も、自分を変えたくて、
こんなふうに変わりたいと思う自分に近づきたくて、
頑張った覚えがあるなぁ。
主観的にだけど、ある程度は近づけたと思ってる。
生きるのが楽になったから。
②
女子にとっては「真壁くん」なら男子にとっては「浅倉南」。
ああ、例えがわかりすぎる世代です。
内面が掘り下げれればられるほどなんだか愉快な笙野。
無神経でも自分の言動を振り返って反芻することができるのは
凄いと思うよ。
着地点が究極の勘違いだったことが笑える。
チャラ男かと思った小西は堅実なアドバイスができる人。
素の朱里にときめく小西が愉快。
そして田中さんの悩みを受け止める朱里は大人びててカッコいい。
彼女も苦労しながら生きてきたんだなーと思わせる過去はなかなかシビア。
なんだかんだ一生懸命生きている彼らに好印象しかない。
③
表紙でかっこよく決めてる笙野の懊悩にひたすら笑って読了。
いい。
この人、とても良い。
変わろうとする姿も好ましい。
そして小西の笙野に対するアドバイスが説得力あって良いなーと思う。
この二人の友人関係、素敵。
私小西には朱里とくっついてもらいたいんだけど、
進吾が朱里にどう関わってくるかちょっとドキドキ。
そして一方的に笙野につかっかる朱里の一人バトルが愉快。
小西が間に入ることで、ちょっとは歩み寄れるのかな?
お友達ができて喜んでいる田中さんがとても可愛らしい。
彼女の恋が誰とどの方向に向かっていくのか。
気になる~。
「私のこれからの人生の中で、今が一番若い」
と言う田中さんの言葉に、何故か
「(風化が進む一方なので)今のこの状態が軍艦島で一番良い状態なんです」
というガイドさんの言葉を思い出した。
もう一度行きたい軍艦島。
④
「田中派」の朱里と笙野のコンビがとても愉快。
田中さんと絡めば絡むほど笙野は人間味が出てきて魅力的(?)になるし、
朱里は年下にもかかわらず頼もしくて心強い。
そんな二人や周囲と関わりあうことによって田中さん自身も少しずつ変わっていく。
朱里も内に抱えた鬱屈が晴れるといいな。
そしてド迫力の愛子先生。
「人を魅きつけるのはエネルギーだ」
その通り!という魅力を還暦を越えて体現している人。
終始楽しくて、笑いながら読んでいて、
なのに最後の最後でちょっとぉぉぉ!という爆弾落とされて次巻へ。
え?気になりすぎるんですけどー。(涙目)
気になりすぎて続きが掲載されていたら発売中の雑誌を買う気満々で検索かけたら
連載がお休みだった。
ぬおっ!?うそでしょ!?とジタバタして冷静になってみました。
うん。
次巻を大人しく待とう。いや、待てるか?←葛藤中(笑)
「進撃の巨人 34」諌山創(マガジンコミックス)
壮大且つ壮絶な物語の完結。
途中から涙と共にこみあげてきた感情は私だけのもの。
長い年月をかけて読みつづけ、
そして最後に感じ入ることは各人それぞれなのだろう。
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある者だけだ」
覚悟があったからって撃っていいわけないんだけど、
でも結局はこの言葉に帰結するんだよなぁ、と納得。
甚大な犠牲を払って踏み出した、新しい時代への第一歩。
なんでもない一瞬を積み重ねる日々の価値を決めるのは自分たちではない。
「また、あなたに会いたい」
奪いつくされた世界で、叶わぬ願いを抱きながら、人は生きる。
圧巻の読み応えだった。
連載当初の容赦の無さは鳴りを潜めた気もするけど、
それはそれでいいんじゃないかな?と思った私も丸くなった(笑)
エルヴィンの存在感、最後まで大きかったなぁ。
既刊を全巻再読して最終巻に臨んだのは間違いじゃなかった。
素晴らしい作品世界を堪能させていただきました。
蛇足になるかもだけど、
「撃っていいのは~」のセリフは『コード・ギアス』のルルーシュの言葉です。
「進撃の巨人 11」諌山創(マガジンコミックス)
彼らの対話により謎がさらに深まり、物語自体もぐっと深みが増す。
つまり、もともと面白かった物語がさらに面白くなる11巻。
すごい作品を読んでいると、つくづく思う。
「なんでもない日々」のありがたみを知るのは、いつだってそれが崩れ去った後。
壊れたものを元に戻すのは不可能で、ならば突き進むしかない。
ミカサの願いが切ないなぁ。
彼らの日常を破壊した元凶自身の記憶の改ざんは都合よすぎるよ。
懺悔はいらない。
たとえどんな罵声を浴びたとしても、
自分のしでかしたことの顛末は両目を見開いて見届けて。
12巻以降は都度レビューをUPしていたので、
これで既刊全部のレビュー投稿完了。
あとは一気に33巻まで読んで最終巻待機。
終わっちゃうのは淋しくもあるけど、やっぱり楽しみ~~!
「進撃の巨人 7」諌山創(マガジンコミックス)
指導者たる器ってあると思う。
導くことに長けていると同時に
切り捨てることもできなければならない。
だけど、そこに情がないかと言えば、それは違うと思う。
情があるからこそ、人はついていく。
だって、みんな汲み取っている。
団長の意図したことを。
属する側も、自ら考え、そして行動を起こさねばならない時がある。
木の上から見下ろす巨人の遠近、おかしいよ!
あ、巨人だからだ(おかしくて当たり前)と、のほほんと思っていた冒頭。
半ば以降の巨人同士のバトルはド迫力だった。
リヴァイとミカサの共闘の安定感。
カッコよくて惚れ惚れする。
「悔いが残らない方を自分で選べ」
奇しくも今日、友だちに伝えた言葉。
「どちらを選んでも悔いが残る」とも言われたけど。
どちらを選んでも「結果的に良かった」と思えるような未来であることを信じてる。