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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「くちづけは嘘の味 10」サガミワカ(ガッシュコミックス)

祝・完結!
ああ、だけど彼らに会えなくなるのが寂しい完結。
貫き通した和智の想い。
杜江さんが与えた餞別。
迫られたのは、選択の余地のない選択。
そして槙尾の答え。
そのどれもが、何度読み返しても胸に刺さる。
紆余曲折ありすぎたけど、和智がこちら側の人間である限り、これしかないっていう選択なんだろうね。
それがわかっていたからこその、杜江さんの餞別。
だからこそ、過ぎるほど幸せになってほしい。
私が抱えた寂しさは掻き下ろし短編で少し払拭された感じかな。
彼等には彼らの世界がある。
そして特典の小冊子で嚙みしめる多幸感。
お幸せに。

お気に入りの作品の完結が寂しくもあり、安堵する思いもありで、
ちょっと複雑。
でも完結しているのがわかっていれば、安心して再読できるし、
お友だちにも貸し出ししやすい。
そして巻数が決まってくると本棚の定位置に固定できるのも良い。


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「くちづけは嘘の味 9」サガミワカ(ガッシュコミックス)

一生この人と一緒に生きていく。
そう決意したとき、必要になってくるものとは?
パートナーシップの制度を検討した和智と、それを拒んだ槙尾。
人が二人いれば、考え方も二通りある。
悩める和智に対する杜江さんのたとえ、わかりやすかったなー。
アドバイスを受けての和智のプロポーズ(?)が劇的にかっこよかった。
プロポーズした側がダダ泣きしているのもよき。
若頭なのに最前線で暴れる杜江さん。
私はやっぱり杜江さん好きだわ~。
平穏であろうとする人たちの周囲で燻る火種。
巻き込むなー!と全力で言いたい。
だけど過去に何か因縁がありそうな?
次巻で最終巻。ちょっと寂しい。


カバー裏。
元ナンバーワンキャバ嬢の営業戦略、間違ってないと思います!
特典小冊子は楽しく読みつつ、最後は何故かしんみり。
なんでだ?

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「10DANCE(8)特装版」井上佐藤

紙面から伝わってくる彼らの想いの強さと熱量にあてられて、思わず鳥肌。
そして、幸せで震える。
前巻がなかなか辛かったので、今回は私的には神巻。
離れることでマイナスにしかならないのなら。
その選択を考え直さないといけない。
アキちゃん、良い感じで背中押してくれたなぁ。
財力も権力もあるおじ様たちが振り回されたり画策したりする様もおもしろい。
でも何より、二人のあの想いの放出が素晴らしい。
だけど、それが頂点ではなく、そこで立ち止まるわけにもいかない。
掲げた目標にはまだ手が届いていないのだから。



特装版も神。(今回どこを読んでも幸せしか出てこない。)
まさかの『子連れ狼』との接点があったとは。
そして、巻末に固定厨とのお言葉があったので、
私は全力でリバを推奨します、と、伝えておきます。
まぁ、嗜好は個々人それぞれでいいんだけどね。(笑)
基本的に実写化の映像ってあんまり観ないんだけど、
この作品に関しては映画配信めっちゃ楽しみ~。
今から全力待機。(気が早い)

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「恋愛操作 8」蓮川藍(スーパービーボーイコミックス)

3冊に渡って続いた名古屋編が終わってようやく戻ってきた本家の皆様。
お帰りなさーい!メッチャ嬉しい。
そして私、仁×安澄CPも奥村×啓CPも大好きなので、
大好きな人たちが喧嘩したり仲良くしたりしながら
日常で関わり合ってくれる様子を見られるのは大歓迎。
楽しいなー。
大人の余裕を醸し出す奥村が啓の前では子供じみた態度をとるのも、
大人げなく安澄に突っかかる啓も、
きゃんきゃん言いながらも啓を気遣える安澄も好き。
仁の短髪は新鮮だったけど、やっぱり髪が長い方が好き~。
掴みどころのない式も好き。
……と、好きが詰まった一冊でした。幸せ♡

そして、次巻が最終巻のアナウンスが。
連載開始から20年。
寂しいけどエンドマークをきっちり打ってもらえるのはありがたい……かな。
そして私が読メで1巻のレビューあげたのが10年前。
なんかあっという間だなー。
あれ?そもそものスピン元『あなたの隣に座らせて』のレビューをあげてない!
最終巻までにはきっちりあげておこう。





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「くちづけは嘘の味 8」サガミワカ(ガッシュコミックス)

加倉井のチャレンジ、とても良い。
食糧問題は本当に深刻だと思うので、ガチで考えていかないといけない問題だと思うの。
そんな加倉井にただ庇護されることを良しとしなかった景。
加倉井の隣に立つために努力する彼の将来が楽しみだね。
肝心の和智と槙尾。
景に触発された槙尾が和智に甘えるシーンが好き。
描き下ろしでは和智がえらいことになってたけど。
そして重要なワードとなる和智の槙尾愛炸裂な名台詞が素晴らしい。
杜江の名前が出るとちょっと切なくなるけどこればっかりは仕方ないね。
和智と槙尾。
お互いに対する愛情あふれた巻。とても楽しく読了。


わかっていたけど、ここにきて明確に語られた伊勢の想い。
これに付随した特典の小冊子がとてもよかった。
小冊子欲しさにコミコミでのオーダーやめられないんだよなぁ。

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「くちづけは嘘の味 7」サガミワカ(ガッシュコミックス)

初読の時は泣いたんだけど、今回は冷静に……でもないか。
やっぱ寂しい。
とても大切なものが二つあってどちらも大事に抱えていきたいけれども。
その両方を手にすることはできなくて、どちらか一方を選ばなければいけない。
槙尾にとっては一方を捨てるというよりも、
より大切な一方を両手で抱きしめるということだったんだろうなぁ。
杜江さん、超最高にかっこよかったわ。
そして、白洲には悪感情しか残ってない。許すまじ。
杜江さんの一時同居で浮かれる槙尾。
その理由がホント可愛い。
だからこそ、今回は選択がやるせない。

特典小冊子。
伊勢の愛と杜江さんの優しさが胸に染みる。
和智も槙尾も愛されてるな~。




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「くちづけは嘘の味 6」サガミワカ(ガッシュコミックス)

いくつになっても家族を大切に想う気持ちはあっていい。
あっていいけど!
和智兄・清介のブラコンっぷり……うっとおしいわ。
槙尾の素性を知る清介は和智と槙尾の関係を裂こうと画策するけど、槙尾の方が断然上手。
そもそも、槙尾と張り合おうっていうのは役者として格がが違いすぎる。
二択を突きつけられて即答する和智。答えはわかってたけどカッコよかったよ。
和智がだんだんヘタレ眼鏡になっていってるのは否めないけど、それは二人が上手くいってる証なんだろうな。
そして槙尾が和智の家を自分のテリトリーとして認識してくれてるのも嬉しい。

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「王様の休日」サガミワカ(ガッシュコミックス)

こみ上げる気持ちのままに泣ける素直さがあるのはまだ歪みきっていない証。
大人に裏切られ続けてきた景が出会った加倉井。
彼の包容力とバキバキの腹筋(笑)が素敵。
加倉井と付き合うことになっても、彼に依存せず、
加倉井の隣にきちんと並び立とうという決意がとてもいい。
同録は槙尾と和智も交えての別荘でのヴァカンス……のはずが、
悪天候によるサバイバル体験に。
加倉井と和智、槙尾と景。それぞれのお悩み相談室が興味深い。
なんだかんだ一番独占欲が強くて心配性で子どもじみているのは和智、
ということが改めて露呈されたよね。
そして和智はサバイバルに一番不向きよね。

『くちづけは嘘の味』5巻とどう発売を記念しての連動したペーパやリーフレットがとても楽しい。
この時で6年前。
時間の経過ってあっという間だなー。






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「くちづけは嘘の味 5」サガミワカ(ガッシュコミックス)

一緒に暮らしながらも、自分がいなくなった後のことを考えている槙尾の想いが痛いなぁ。
二人で暮らしているのに一人暮らしであるかのような部屋。
いなくなってはじめて明らかになる槙尾の深い想い。
和智の涙も切ない。
そしてまさかの槙尾の涙も切ない。
強く思うが故に、互いを守ろうとする二人。
「出会う前には戻れない」
そのことが端々から伝わってくる二人の心情の吐露と表情に、
こっちの気持ちまで揺さぶられてしまった。
本音をぶつけあって、ようやく地に足のついた和智と槙尾。
槙尾の私物が和智の部屋でどんどん増えていくのは間違いないよね。


杜江といるときの槙尾の表情と、和智といる時の表情。伊瀬に絡んでいる時の表情。その表情から対峙する相手に対する槙尾のスタンスがわかりやすく伺えて、おもしろい。
さらに言えば、描き分けているサガミさん、素晴らしい。

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「極上で不器用なサービス」サガミワカ

『くちづけは嘘の味』の加倉井さん繋がりで引っ張り出してきたけど、
表題の主役CPめちゃめちゃ良いじゃん!と、楽しく読了。
かつてのいじめられっ子・御城井が社会的地位を得て、かつてのいじめっ子・美馬に会いに行く。
復習を決意して。
でも御城井は無自覚に美馬を振り回す天然スキルを身に着けた大人になっていて、とても微笑ましい。
美馬はいじめっ子のお約束で実は御城井が大好き。
美馬の仕事中と素のギャップがイイね。
この二人に関わってくる加倉井さんの遊び心も神された大人の余裕がとても素敵。

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