きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「BL漫画」の記事一覧
- 2014.12.10 「In These Words 2」Guilt|Pleasure(ビーボーイコミックス)
- 2014.12.10 「In These Words 1」Guilt|Pleasure(ビーボーイコミックス)
- 2014.10.06 「バーボンとハニートースト」石原理(ディアプラスコミックス)
- 2014.08.20 「恋をするならこの街で」阿部あかね(ディアプラスコミックス)
- 2014.08.18 「愛が待ってる」阿部あかね(ディアプラスコミックス)
- 2014.06.07 「自家恋愛中毒」モンデンアキコ(花音コミックス)
- 2014.04.12 「P.B.B 5」鹿野しうこ(BE×BOYコミックス)
- 2014.04.01 「それでも、やさしい恋をする」ヨネダコウ(H&C Comics)
- 2014.03.12 「only you,only 」麻生ミツ晃(海王社コミックス)
- 2013.12.01 「海とヘビースモーカー」 榎田尤利×峰島なわこ(シトロンコミックス)
「In These Words 2」Guilt|Pleasure(ビーボーイコミックス)
前巻からの息苦しさを引きずったまま読み始め、まさかの展開に驚きました。
いや、本読んでてこんなにびっくりしたの久々(笑)
そして時間は一気に過去に遡ります。
一コマ一コマの二人の表情がとても豊かでいい。
特に浅野の表情が個人的ツボ。
大がかりな仕掛けはなぜ必要だったのか?
そして殺人鬼の正体は?
まだまだ波乱を含む展開を匂わせつつ、謎は全く解決しないまま次巻へ(笑)
最後に収録されていた短編はかわいらしかったけど、
この話はヒリヒリとした緊迫感を孕んだまま突き進んでほしいと思います。
引っ掛かりキーワードは「アンタはもう、誰も傷つけない」
展開が全く予測できないから、余計に続きが気になります!
内容紹介
精神科医・浅野克哉への警察からの極秘要請。それは、3年で12人を殺害した殺人鬼・篠原のプロファイリング。
しかもその任務は、殺人鬼からの逆指名だった。
任務の日から、浅野は悪夢にとりつかれる。夢の中、浅野は顔の見えない男に監禁され、犯されつづける。
交差する夢と現実。そしてある夜、ついに殺人鬼は牙を剥く――!
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「In These Words 1」Guilt|Pleasure(ビーボーイコミックス)
密室空間での対話を繰り返す連続殺人犯と精神科医。
会話が進行するにつれ、増していく息苦しいまでの閉塞感。
そして込み上げる焦燥感。
ナイフが皮膚を抉る感触と、流れ出る生温かな血の匂いが、リアルに迫ってくる。
逃げ場のない空間で混在する夢と現。
境目が揺らぎ、混乱する意識。
そして、息を呑む。捉えられる、その瞬間に。
ストーリーに引きずられ、気持ちが休まる瞬間のないまま、
頁を捲る手が最後まで止まらない。
物語的にはまだ序章……なのかな?
ドキドキしながら次巻へ……
基本的にエログロ平気なんだけど、この巻を買って読んだ時はメンタルが弱っていたので
どうしても続きを読む気に慣れずに手放してしまいました。
今回おともだちのおススメで2巻と一緒に再び手にしたわけですが……
放棄した自分を罵りました。
これは2巻まで読まないと絶対だめです!←断言(笑)
1巻で止まってるなんて、もったいないことをしました。
というわけで、お友達に感謝です!
内容紹介
精神科医の浅野克哉は、悪夢に悩まされていた。
――それは顔の見えない男に監禁され、犯され、「愛している」と囁かれつづける夢。
夢と現実との接点を持つ、連続殺人犯が現れたときいつしかその夢は現実との境を越える――
連続殺人犯に魅入られた精神科医の運命とは!?
「自家恋愛中毒」モンデンアキコ(花音コミックス)
【僕を必要としてくれるおまえが必要だ】
モンデンさん好きーー!!!
いや、違うか。彼女の描く絵が問答無用で大好きです☆
元人気ホスト(秀臣)×美形デイトレーダー(由希哉)と
肩書は派手な二人だけど、話はとても堅実だったと思う。
帯の煽り軽すぎ(笑)
義父を看取り、家を守りながら秀臣を待ち続けた由希哉。
自分の気持ちから目を逸らさずにしっかりと向き合ってい行く秀臣。
頼もしすぎるラーメン屋のおっちゃん。
そして二人の母の良美さん。よくぞ秀臣の背中を押してくれました!
二人の告白シーンがすごく好き。
ドラスティックな展開ではなく、毎日繰り返される日常が想像できる人間模様に、
読後、気持ちが穏やかになる恋愛漫画でした!
二人の経営するカフェ……行ってみたいよね。
「only you,only 」麻生ミツ晃(海王社コミックス)
【下手に白黒をつけるより
グレーでいた方が効率がいいからだ】
なんだろ。
すごく良い話だった……
じわーっと心に広がる感情は、せつなくてやさしい。
真木の表情がすごくイイ。
好きの気持ちも切ないの気持ちも悲しいの気持ちも。
すごくリアルに伝わってくる。
最初から何も望んでいなくて。
差し出された手を払って、離れて、諦めようとして。
でも、やっぱり須藤じゃないとダメって気づいて。
「欲しい」ってちゃんということができてよかった。
真木と須藤がぶつかって、悩んで、乗り越えたことって、
たぶん、現実でも起こりうることで、
納得できる部分もあるからこそ、読んでて余計に胸が痛くなったけど、
本当に「間に合ってよかった」。
まぁ、親御さんのこととか須藤の身体のこととか、
単純に良かっただけじゃない部分もたくさんあるんだけど、
そういうのをふたりでちゃんと乗り越えていく未来が見える結末で良かった。
うん。
繰り返しだけど、良い話だったー。