きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「BL小説」の記事一覧
- 2025.06.05 「NGだらけの恋なんて」英田サキ(プラチナ文庫)
- 2025.05.22 「ひと目会ったら恋に花」英田サキ(花丸文庫)
- 2025.05.14 「偏屈なクチュリエのねこ活」月村奎(キャラ文庫)
- 2025.05.06 「営業部員・大町志月の恋愛収支決算報告書」栗城偲
- 2025.04.27 「好きだと言って、月まで行って」N.R.ウォーカー(モノクロームロマンス文庫)
- 2025.04.26 「草食むイキモノ肉喰うケモノ」今城けい(シャレード文庫)
- 2025.04.20 「サイコ ~花にして蛇シリーズ2」オンリー・ジェイムス
- 2025.04.19 「アンヒンジ ~花にして蛇シリーズ1」オンリー・ジェイムス
- 2025.04.07 「恋みたいな、愛みたいな」安西リカ(ディアプラス文庫)
- 2025.04.06 「好きで、好きで」安西リカ(ディアプラス文庫)
「NGだらけの恋なんて」英田サキ(プラチナ文庫)
いや、それセクハラよね?
パワハラも入ってるよね?
モラル的にアウトじゃん。
でもまぁ、木津が良いなら、良い……のかぁ!?
と、私が悶々。
良くないからとりあえず私の中ではその一連の出来事はなかったことにしよう。
と、とっかかりに目を瞑ってしまえば無問題。
お仕事小説としても恋愛小説としても楽しく読了。
矢部はアプローチの仕方を徹底的に間違ってると思う。
そして木津、いいのかそれで?
まぁ、木津が良いなら……←最初に戻る。(笑)
王道展開なのは最初から読み取れるので、安心して読めるんだけどね。
私が視聴するドラマを選ぶ基準は
推しグループの誰か、もしくは彼等と同じ事務所の誰かが出演しているかいないか。
ほぼその一択。
内容がおもしろそう!という理由で選ぶのはその次。
基準に当てはまるドラマの初回を全部録画して
あとはふるいにかけていきます。
ワンクールで最後まで観るのはだいたい3~4本。
……というわけで、キャスティング大事!(笑)
パワハラも入ってるよね?
モラル的にアウトじゃん。
でもまぁ、木津が良いなら、良い……のかぁ!?
と、私が悶々。
良くないからとりあえず私の中ではその一連の出来事はなかったことにしよう。
と、とっかかりに目を瞑ってしまえば無問題。
お仕事小説としても恋愛小説としても楽しく読了。
矢部はアプローチの仕方を徹底的に間違ってると思う。
そして木津、いいのかそれで?
まぁ、木津が良いなら……←最初に戻る。(笑)
王道展開なのは最初から読み取れるので、安心して読めるんだけどね。
私が視聴するドラマを選ぶ基準は
推しグループの誰か、もしくは彼等と同じ事務所の誰かが出演しているかいないか。
ほぼその一択。
内容がおもしろそう!という理由で選ぶのはその次。
基準に当てはまるドラマの初回を全部録画して
あとはふるいにかけていきます。
ワンクールで最後まで観るのはだいたい3~4本。
……というわけで、キャスティング大事!(笑)
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「ひと目会ったら恋に花」英田サキ(花丸文庫)
良いことばかりでも悪いことばかりでもない。
人生ってホント色々あるよねーと、つくづく思う。
そんなふうに人生色々あった社会人たちが下宿暮らしをする「桂花荘」。
それぞれが仕事をしっかり持っていて、日常を頑張って営んでいる姿には
全力でエールを送りたくなる。
本作は災難続きで「桂花荘」で暮らすことになった幸村と、住人の中馬の物語。
え、告白唐突!と思ったけど、ひとめ惚れならぬふため惚れ。
中馬が幸村に想いを寄せるようになった理由が良かった。
この先二人で幸せをつみ重ねていけるのが確信できるエンドも良い。
そして楡崎先生!そっちですか!
と、あとがき読んでびっくりー。
「アイドル顔の鳶職人」を勝手に「元アイドルの鳶職人」だと思い込み、
元アイドル設定いつ出てくるのかしら?と気にしながら最後まで読み切ってしまい、
そこだけが消化不良。
うん。
私が悪い。
めったに読まないあらすじを読むと、こういうことになる……のかもしない。(笑)
人生ってホント色々あるよねーと、つくづく思う。
そんなふうに人生色々あった社会人たちが下宿暮らしをする「桂花荘」。
それぞれが仕事をしっかり持っていて、日常を頑張って営んでいる姿には
全力でエールを送りたくなる。
本作は災難続きで「桂花荘」で暮らすことになった幸村と、住人の中馬の物語。
え、告白唐突!と思ったけど、ひとめ惚れならぬふため惚れ。
中馬が幸村に想いを寄せるようになった理由が良かった。
この先二人で幸せをつみ重ねていけるのが確信できるエンドも良い。
そして楡崎先生!そっちですか!
と、あとがき読んでびっくりー。
「アイドル顔の鳶職人」を勝手に「元アイドルの鳶職人」だと思い込み、
元アイドル設定いつ出てくるのかしら?と気にしながら最後まで読み切ってしまい、
そこだけが消化不良。
うん。
私が悪い。
めったに読まないあらすじを読むと、こういうことになる……のかもしない。(笑)
「偏屈なクチュリエのねこ活」月村奎(キャラ文庫)
表舞台からフェードアウトした天才デザイナーと
芸能界から足を洗った元アイドル。
過去の肩書は派手だけど、今は華やかさとは無縁の生活を送る二人の物語。
他人の目を気にしながら生きてきたリオンが
大我に対しては言いたいことをポンポン言っている様が小気味よくて可愛らしい。
日頃は無口だけど、肝心な時には想いをちゃんと言葉にする大我も良い。
そして、麗子さん、素敵~。
そこに至るまでの人生は色々あっても、
あんなふうに老後を過ごせたら楽しいだろうなぁ。
お互いの好きポイントを口にしてるのに、悪口になってるって指摘入るのが楽しかったお借り本。
前職は毎日スーツで出勤してたけど、
今はスーツを着るのなんて年に片手で数えるほど。
そして、今は私服でバス通勤だけど、前職はスーツで原チャリ通勤。
よく乗ってたなぁ。
仕事帰りに青信号直進中に右折車に突っ込まれて転倒するも、ほぼ無傷だったミラクル。
ストッキングと靴はボロボロだったけどね。
転んだこともだけど、買ったばっかりの靴がご臨終になったことがショックだった思い出。
色々若かった。(笑)
芸能界から足を洗った元アイドル。
過去の肩書は派手だけど、今は華やかさとは無縁の生活を送る二人の物語。
他人の目を気にしながら生きてきたリオンが
大我に対しては言いたいことをポンポン言っている様が小気味よくて可愛らしい。
日頃は無口だけど、肝心な時には想いをちゃんと言葉にする大我も良い。
そして、麗子さん、素敵~。
そこに至るまでの人生は色々あっても、
あんなふうに老後を過ごせたら楽しいだろうなぁ。
お互いの好きポイントを口にしてるのに、悪口になってるって指摘入るのが楽しかったお借り本。
前職は毎日スーツで出勤してたけど、
今はスーツを着るのなんて年に片手で数えるほど。
そして、今は私服でバス通勤だけど、前職はスーツで原チャリ通勤。
よく乗ってたなぁ。
仕事帰りに青信号直進中に右折車に突っ込まれて転倒するも、ほぼ無傷だったミラクル。
ストッキングと靴はボロボロだったけどね。
転んだこともだけど、買ったばっかりの靴がご臨終になったことがショックだった思い出。
色々若かった。(笑)
「営業部員・大町志月の恋愛収支決算報告書」栗城偲
シリーズ5作目。
リアルに痛ましいストーカー被害の事件が報道されていて、
今回の作中の事件については割愛。(突っ込んで触れる気になれなかった)
というわけで楽しい概略を。
メインCPは一作目の稲葉と志月なんだけど、
これまでの4作のほぼオールキャラが出演していて、とても楽しい。
1CPのみ「ん?」と思うけど、あとがきを読んで時系列的に納得。
ストーカーの付きまといを解決していく過程で、
稲葉と志月の互いに対する想いを再確認しつつ、
更に深まっていく感じがとても良い。
稲葉からのプレゼントにはぐっときた。
そしてその後の二人の会話にほっこり。
あとがきで触れられていた
小説ディアプラスの最終号の件。
雑誌の終了は本当に寂しいお知らせだった。
連載されているってことは、それだけの作品が文庫化されるってことで
楽しみだったんだけど。
ここのところBL漫画の新刊は続々でもBL小説の新刊は激減していて
残念だなーって思っています。
リアルに痛ましいストーカー被害の事件が報道されていて、
今回の作中の事件については割愛。(突っ込んで触れる気になれなかった)
というわけで楽しい概略を。
メインCPは一作目の稲葉と志月なんだけど、
これまでの4作のほぼオールキャラが出演していて、とても楽しい。
1CPのみ「ん?」と思うけど、あとがきを読んで時系列的に納得。
ストーカーの付きまといを解決していく過程で、
稲葉と志月の互いに対する想いを再確認しつつ、
更に深まっていく感じがとても良い。
稲葉からのプレゼントにはぐっときた。
そしてその後の二人の会話にほっこり。
あとがきで触れられていた
小説ディアプラスの最終号の件。
雑誌の終了は本当に寂しいお知らせだった。
連載されているってことは、それだけの作品が文庫化されるってことで
楽しみだったんだけど。
ここのところBL漫画の新刊は続々でもBL小説の新刊は激減していて
残念だなーって思っています。
「好きだと言って、月まで行って」N.R.ウォーカー(モノクロームロマンス文庫)
とてもあたたかい家族の物語であり、
雇用関係にあった二人が一歩一歩慎重に関係性を変化させていった物語でもある。
相手の立場を思いやって、でも自分の気持ちとも真剣に向き合って。
周囲の意見にも耳を傾けながら最善を模索する二人にはとても好感が持てた。
そして辿りついたゴールはびっくりなおまけつきの結婚。
愛情深く育てられた新生児のベンソンの成長を追っていくのも楽しかった。
家族との縁が薄かったギデオンを愛情深く受け入れたトビーの母カーラ、素敵だなぁ。
困った時に頼れる家族の存在は本当に心強い。
幸せに読了。→
個人的にトビーの「リバ派」宣言、めっちゃ好き。
そして、鼻から珈琲を吹き出したギデオン。え?口からは?
口からはどうなってたの?って気になるよね?
雇用関係にあった二人が一歩一歩慎重に関係性を変化させていった物語でもある。
相手の立場を思いやって、でも自分の気持ちとも真剣に向き合って。
周囲の意見にも耳を傾けながら最善を模索する二人にはとても好感が持てた。
そして辿りついたゴールはびっくりなおまけつきの結婚。
愛情深く育てられた新生児のベンソンの成長を追っていくのも楽しかった。
家族との縁が薄かったギデオンを愛情深く受け入れたトビーの母カーラ、素敵だなぁ。
困った時に頼れる家族の存在は本当に心強い。
幸せに読了。→
個人的にトビーの「リバ派」宣言、めっちゃ好き。
そして、鼻から珈琲を吹き出したギデオン。え?口からは?
口からはどうなってたの?って気になるよね?
「草食むイキモノ肉喰うケモノ」今城けい(シャレード文庫)
お仕事BL。
一生懸命働いた人がちゃんとした評価を受けて、見合う立場にあがっていくのは気持ちがいい。
天涯孤独の身の幸弥に対して、工場の人たちがみんなやさしいのが嬉しい。
それも幸弥が周囲に気を配って円滑な人間関係を築いてきたからこそ。
彼の働き方、ホント素敵。
セクハラ部長には天罰を。
自分より弱いとみなした人にしか手を出せない輩には
ハンムラビの鉄槌が下ればいい。
最初は庇護欲だった幸弥に対する想いが、次第に別な欲を孕んでいき苦悩する関目。
その過程も含めて彼はオトコマエだと思う。
個人的には千林が気になる。
楽しく読了のお借り本。
長年同じ職場にいると、足音で誰が帰ってきたか、わかるようになる。
歩き方ってやっぱりそれぞれ特徴あるんだよね。
一生懸命働いた人がちゃんとした評価を受けて、見合う立場にあがっていくのは気持ちがいい。
天涯孤独の身の幸弥に対して、工場の人たちがみんなやさしいのが嬉しい。
それも幸弥が周囲に気を配って円滑な人間関係を築いてきたからこそ。
彼の働き方、ホント素敵。
セクハラ部長には天罰を。
自分より弱いとみなした人にしか手を出せない輩には
ハンムラビの鉄槌が下ればいい。
最初は庇護欲だった幸弥に対する想いが、次第に別な欲を孕んでいき苦悩する関目。
その過程も含めて彼はオトコマエだと思う。
個人的には千林が気になる。
楽しく読了のお借り本。
長年同じ職場にいると、足音で誰が帰ってきたか、わかるようになる。
歩き方ってやっぱりそれぞれ特徴あるんだよね。
「サイコ ~花にして蛇シリーズ2」オンリー・ジェイムス
シリーズ二作目、次男・オーガストの物語は、
読み終わって驚きの僅か七日間の物語。
一目惚れ、と言うのとはちょっと違う。
彼らは感情ではなく、本能で相手を選ぶ。
出会って七秒。
ルーカスが自分の本質を見抜いたと知ったうえで、
いや、知ったからこそ。
オーガストは彼に深い執着を寄せたのかもしれない。
超越した才能を持ち、悪人を切り刻むことに悦びを見出す冷酷なサイコパス。
そんな彼が、ルーカスを前に見せる躊躇いや困惑が何ともアンバランスで可愛らしく思えてくる不思議。
それにしても、七日間の間になんと色々なことがあったことか。
楽しく読了。
囚われた子たちを見捨てて、一人で逃げることを良しとしなかったクリケットには拍手喝采。
オーガストの秘書に再就職した彼女が、これからもアルヴァニー一家に絡んでくれると嬉しいな。
それにしても、小出しにされる父・トーマスの過去、めっちゃ気になる~~~!
読み終わって驚きの僅か七日間の物語。
一目惚れ、と言うのとはちょっと違う。
彼らは感情ではなく、本能で相手を選ぶ。
出会って七秒。
ルーカスが自分の本質を見抜いたと知ったうえで、
いや、知ったからこそ。
オーガストは彼に深い執着を寄せたのかもしれない。
超越した才能を持ち、悪人を切り刻むことに悦びを見出す冷酷なサイコパス。
そんな彼が、ルーカスを前に見せる躊躇いや困惑が何ともアンバランスで可愛らしく思えてくる不思議。
それにしても、七日間の間になんと色々なことがあったことか。
楽しく読了。
囚われた子たちを見捨てて、一人で逃げることを良しとしなかったクリケットには拍手喝采。
オーガストの秘書に再就職した彼女が、これからもアルヴァニー一家に絡んでくれると嬉しいな。
それにしても、小出しにされる父・トーマスの過去、めっちゃ気になる~~~!
「アンヒンジ ~花にして蛇シリーズ1」オンリー・ジェイムス
悪を成敗するサイコパスの疑似家族の物語。
推測も含めてさらに言えば、サイコパス認定の七人兄弟が社会悪を始末しながら各々のパートナーを見つける物語。
大枠は多分これであってる……はず。
とってもおもしろかった。
一作目は末っ子のアダムの話から。
親から虐待を受け、愛を知らずに育ったアダムが、強烈に惹かれたノア。
ノアもまた、口にするのも悍ましい凄惨な過去を背負っていた。
その過去と対峙し、制裁を加える二人と兄弟たち。
ノアの立ち位置の変化が面白い。
愛を知らないサイコパス。
だけどアダム、ちゃんと愛のキャッチボールできてるよ。→
原書では7巻全部発刊済み。
ちゃんと購入するので是非ともシリーズ全部翻訳してください。
『モノクロームロマンス文庫』は
発刊が50冊を超えても迷わずレーベル買いできる面白さなのです。
推測も含めてさらに言えば、サイコパス認定の七人兄弟が社会悪を始末しながら各々のパートナーを見つける物語。
大枠は多分これであってる……はず。
とってもおもしろかった。
一作目は末っ子のアダムの話から。
親から虐待を受け、愛を知らずに育ったアダムが、強烈に惹かれたノア。
ノアもまた、口にするのも悍ましい凄惨な過去を背負っていた。
その過去と対峙し、制裁を加える二人と兄弟たち。
ノアの立ち位置の変化が面白い。
愛を知らないサイコパス。
だけどアダム、ちゃんと愛のキャッチボールできてるよ。→
原書では7巻全部発刊済み。
ちゃんと購入するので是非ともシリーズ全部翻訳してください。
『モノクロームロマンス文庫』は
発刊が50冊を超えても迷わずレーベル買いできる面白さなのです。
「好きで、好きで」安西リカ(ディアプラス文庫)
かっちりと完璧に噛み合っていた歯車。
ひとつずれが生じてしまえば、その後、齟齬は少しずつ広がっていく。
見えていたものが見えなくなり、
不安が大きくなり、自信をなくしていまう。
だけど。
好きで、好きで、大好きで。
その気持ちは変わらない。
変わらないどころか大きくなりすぎて、
考えすぎた結果一番大切なことを見失う。
そんな穂木と志方との恋愛模様。
お互いに相手のベストを考えていることは伝わるけど、
でも、そうじゃない。
やるせなさともどかしさが払拭された瞬間の安堵感が半端なかった。
良かったよー。
個人的に我孫子氏がお気に入り。
みんな自分と同じ熱量で仕事してると思うなよ、と、志方には言ってやりたい。
……と思っていたら、穂木がちゃんと自分で口にしていたので一安心。(笑)
ひとつずれが生じてしまえば、その後、齟齬は少しずつ広がっていく。
見えていたものが見えなくなり、
不安が大きくなり、自信をなくしていまう。
だけど。
好きで、好きで、大好きで。
その気持ちは変わらない。
変わらないどころか大きくなりすぎて、
考えすぎた結果一番大切なことを見失う。
そんな穂木と志方との恋愛模様。
お互いに相手のベストを考えていることは伝わるけど、
でも、そうじゃない。
やるせなさともどかしさが払拭された瞬間の安堵感が半端なかった。
良かったよー。
個人的に我孫子氏がお気に入り。
みんな自分と同じ熱量で仕事してると思うなよ、と、志方には言ってやりたい。
……と思っていたら、穂木がちゃんと自分で口にしていたので一安心。(笑)