きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「BL小説」の記事一覧
- 2025.04.06 「好きで、好きで」安西リカ(ディアプラス文庫)
- 2025.03.30 「好きって言いたい」安西リカ(キャラ文庫)
- 2025.03.24 「甘い嘘」安西リカ(キャラ文庫)
- 2025.03.18 「無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です (5)」夜光花 (キャラ文庫)
- 2025.03.06 「タフEXTRA2」 岩本薫(B-BOY NOVELS)
- 2025.03.02 「タフEXTRA1」 岩本薫(B-BOY NOVELS)
- 2025.02.26 「タフ 5」 岩本薫(B-BOY NOVELS)
- 2025.02.22 「タフ 4」 岩本薫(B-BOY NOVELS)
- 2025.02.20 「タフ 3」 岩本薫(B-BOY NOVELS)
- 2025.02.12 「タフ 2」 岩本薫(B-BOY NOVELS)
「好きで、好きで」安西リカ(ディアプラス文庫)
かっちりと完璧に噛み合っていた歯車。
ひとつずれが生じてしまえば、その後、齟齬は少しずつ広がっていく。
見えていたものが見えなくなり、
不安が大きくなり、自信をなくしていまう。
だけど。
好きで、好きで、大好きで。
その気持ちは変わらない。
変わらないどころか大きくなりすぎて、
考えすぎた結果一番大切なことを見失う。
そんな穂木と志方との恋愛模様。
お互いに相手のベストを考えていることは伝わるけど、
でも、そうじゃない。
やるせなさともどかしさが払拭された瞬間の安堵感が半端なかった。
良かったよー。
個人的に我孫子氏がお気に入り。
みんな自分と同じ熱量で仕事してると思うなよ、と、志方には言ってやりたい。
……と思っていたら、穂木がちゃんと自分で口にしていたので一安心。(笑)
ひとつずれが生じてしまえば、その後、齟齬は少しずつ広がっていく。
見えていたものが見えなくなり、
不安が大きくなり、自信をなくしていまう。
だけど。
好きで、好きで、大好きで。
その気持ちは変わらない。
変わらないどころか大きくなりすぎて、
考えすぎた結果一番大切なことを見失う。
そんな穂木と志方との恋愛模様。
お互いに相手のベストを考えていることは伝わるけど、
でも、そうじゃない。
やるせなさともどかしさが払拭された瞬間の安堵感が半端なかった。
良かったよー。
個人的に我孫子氏がお気に入り。
みんな自分と同じ熱量で仕事してると思うなよ、と、志方には言ってやりたい。
……と思っていたら、穂木がちゃんと自分で口にしていたので一安心。(笑)
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「好きって言いたい」安西リカ(キャラ文庫)
読み終わってからタイトルを改めて見て、
作品内容にぴったりのストレートなタイトルだと思う。
過去の経験値は時に人を臆病にもする。
過去に傷ついた思い出が、和泉が自分が言いたいことを口にすることの邪魔をする。
一方、双子の兄にコンプレックスを持つ真二は、自分の振る舞いに自信を持てずにいた。
そんな二人の、一目惚れからはじまった恋愛模様。
付き合うまでも付き合ってからも、誠実で愛情あふれていて、とても好感が持てる。
正直、真一の性格はどうかと思うけど、指輪の件はグッジョブ。
真一のコンプレックスが垣間見えた瞬間、ちょっと可愛く思えたのは内緒。
既刊全部集めたはいいけど、何から読むか決めかねた結果、
デビュー作を手に取ってみました。
届いたばかりの新刊を読むのはなんか違う、と思った理由はなだろう?(笑)
作品内容にぴったりのストレートなタイトルだと思う。
過去の経験値は時に人を臆病にもする。
過去に傷ついた思い出が、和泉が自分が言いたいことを口にすることの邪魔をする。
一方、双子の兄にコンプレックスを持つ真二は、自分の振る舞いに自信を持てずにいた。
そんな二人の、一目惚れからはじまった恋愛模様。
付き合うまでも付き合ってからも、誠実で愛情あふれていて、とても好感が持てる。
正直、真一の性格はどうかと思うけど、指輪の件はグッジョブ。
真一のコンプレックスが垣間見えた瞬間、ちょっと可愛く思えたのは内緒。
既刊全部集めたはいいけど、何から読むか決めかねた結果、
デビュー作を手に取ってみました。
届いたばかりの新刊を読むのはなんか違う、と思った理由はなだろう?(笑)
「甘い嘘」安西リカ(キャラ文庫)
基本的に「言いたいことがあるならはっきり言えば?」と思ってしまうタイプなんだけど。
今回はそれぞれが抱えた事情を考えてみれば、「そりゃあ、言えないよね」と、思ってしまう。
言ってしまった結果、関係性が壊れるのが怖い。失うのが怖い。
なんかその気持ち、わかるなーと。
お互いがお互いを好きって想いあっているのにね。
状況的には両片想い。
それを超両想い(この言葉可愛い)に持って行くのに、自分たちの気付きがあって、自覚があって。
自分たちの努力でちゃんとそこまで辿りつけて本当に良かった。
遠藤さんにも良き出会いがありますように。
白石。
めっちゃ馴染みのある地名が作中に出てきたのがとっても嬉しい。
新幹線の駅から近いってあの辺り?と、思い浮かべてしまう。
でも安西さん、(確か)東北在住じゃないよね?
増々嬉しい。
今回はそれぞれが抱えた事情を考えてみれば、「そりゃあ、言えないよね」と、思ってしまう。
言ってしまった結果、関係性が壊れるのが怖い。失うのが怖い。
なんかその気持ち、わかるなーと。
お互いがお互いを好きって想いあっているのにね。
状況的には両片想い。
それを超両想い(この言葉可愛い)に持って行くのに、自分たちの気付きがあって、自覚があって。
自分たちの努力でちゃんとそこまで辿りつけて本当に良かった。
遠藤さんにも良き出会いがありますように。
白石。
めっちゃ馴染みのある地名が作中に出てきたのがとっても嬉しい。
新幹線の駅から近いってあの辺り?と、思い浮かべてしまう。
でも安西さん、(確か)東北在住じゃないよね?
増々嬉しい。
「無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です (5)」夜光花 (キャラ文庫)
もはや敵国の宰相というよりは自国の皇太子としての在り様がすっかり様になっているリドリー。
そもそもは自分の命を守るため、というところから始まった皇帝との対峙。
他にすることあるんじゃね?と言いたくなるくらい
リドリーを廃することに躍起になっている皇帝。
ガチ対決かと思ったけど、まさかの展開。
結果だけをみれば、マッドは良い仕事をしたと思う。
内政、外交、婚約、陰謀、等々、盛りだくさんに展開していく中、
後半、唐突に濡れ場に突入して、え、なんで?と思ったけど、これBLだった。(笑)
最終的に3Pもありなのかな?予測が全くつかない。
あとがきで夜光さんも言ってたけど、
駄目な子ベルナールがいないと確かに物足りない。
そして私的には竜不足。
もっとフレイに会いたかった。次巻に期待!
そもそもは自分の命を守るため、というところから始まった皇帝との対峙。
他にすることあるんじゃね?と言いたくなるくらい
リドリーを廃することに躍起になっている皇帝。
ガチ対決かと思ったけど、まさかの展開。
結果だけをみれば、マッドは良い仕事をしたと思う。
内政、外交、婚約、陰謀、等々、盛りだくさんに展開していく中、
後半、唐突に濡れ場に突入して、え、なんで?と思ったけど、これBLだった。(笑)
最終的に3Pもありなのかな?予測が全くつかない。
あとがきで夜光さんも言ってたけど、
駄目な子ベルナールがいないと確かに物足りない。
そして私的には竜不足。
もっとフレイに会いたかった。次巻に期待!
「タフEXTRA1」 岩本薫(B-BOY NOVELS)
本編の番外5編。
本編後の甘々な作品群だと思って読んでみれば、過去編も入っていて。
ラブ期を知っているだけに、ギスギスしていた頃の二人が痛ましい。
『B.D.大作戦』
誕生日当日に拘るのは、付き合い始めだからこそよねー、と、何だか微笑ましい。
とはいえ、当日バタバタしたところでどうにもならない。
空回った挙句にシンゴが見出した答えは最良のものだったかと。(笑)
『アンラッキー刑事』
視点が違えば物の見方ってこうも違うのね、と。
シンゴの口から出た言葉に響と一緒に脱力。
なんだかんだ雪解けの兆しが見えているのが嬉しい。
その他3編。
私、貴水にはどうしても良い印象がないんだよなー。
と、引っかかったところ以外は楽しく読了。
本編後の甘々な作品群だと思って読んでみれば、過去編も入っていて。
ラブ期を知っているだけに、ギスギスしていた頃の二人が痛ましい。
『B.D.大作戦』
誕生日当日に拘るのは、付き合い始めだからこそよねー、と、何だか微笑ましい。
とはいえ、当日バタバタしたところでどうにもならない。
空回った挙句にシンゴが見出した答えは最良のものだったかと。(笑)
『アンラッキー刑事』
視点が違えば物の見方ってこうも違うのね、と。
シンゴの口から出た言葉に響と一緒に脱力。
なんだかんだ雪解けの兆しが見えているのが嬉しい。
その他3編。
私、貴水にはどうしても良い印象がないんだよなー。
と、引っかかったところ以外は楽しく読了。