きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「デルフィニア戦記第四部 伝説の終焉5」茅田砂胡(中公文庫)
囚われの身となったリィを奪還するために奔走するデルフィニアの人々。
リィを救うために一国の王であるウォルの単独行動は彼らしくて、
リィと出会った頃を思い出す。
だけど、当時と決定的に違うのは、彼がひとりではないということ。
心強いね。
奪還劇には人知を超えた力が炸裂し、若干ぽかーんとなりつつも、
それを納得させるだけの布石はこれまでに打たれている。
イヴンがウォルを容赦なく締め上げるシーン、めっちゃ好き。
ちょっと緊張感のあるルウとバルロの会話も好き。
イヴンとバルロがウォルの傍にいる限り、デルフィニアは安泰だと思う。
さて。
次でいよいよ最終巻。
え、はやーい。
再読なのにあたかも初読であるかのようにガツガツ読み続けてしまったわ。
家の中にこもりがちな冬場だからこそ。
リィを救うために一国の王であるウォルの単独行動は彼らしくて、
リィと出会った頃を思い出す。
だけど、当時と決定的に違うのは、彼がひとりではないということ。
心強いね。
奪還劇には人知を超えた力が炸裂し、若干ぽかーんとなりつつも、
それを納得させるだけの布石はこれまでに打たれている。
イヴンがウォルを容赦なく締め上げるシーン、めっちゃ好き。
ちょっと緊張感のあるルウとバルロの会話も好き。
イヴンとバルロがウォルの傍にいる限り、デルフィニアは安泰だと思う。
さて。
次でいよいよ最終巻。
え、はやーい。
再読なのにあたかも初読であるかのようにガツガツ読み続けてしまったわ。
家の中にこもりがちな冬場だからこそ。
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「デルフィニア戦記第四部 伝説の終焉4」茅田砂胡(中公文庫)
リィと出会い、リィの全てを受け入れ、
リィと共に歩んできたウォルだからこそ。
リィを探してこの世界に訪れた、素性の知れないルウとの和やかな会話が成り立つ。
ウォルの規格外の度量の広さはここでも遺憾なく発揮されている。
シェラは自身の過去を清算し、この先歩むべき道を己の手で切り開く。
成長したね。
生きようとする意志がヴァンツァーにもあったら、
違った結末があったのだろうか?
囚われの身となったリィを救うべく、ウォルは友人たちを巻き込んだ、とんでもない奇策に出る。
麻袋が出てくると思わずワクワクしてしまう。
今までいろんなもの(?)が入っていたからね。
一月は一日一冊レビューを上げてきたけど。
ここで途切れれしまった……けど、それで良し。
「レビューを上げなきゃいけない」って気持ちになると楽しくないからね。
読みたいときに読みたい本を読む。
それがベスト。
リィと共に歩んできたウォルだからこそ。
リィを探してこの世界に訪れた、素性の知れないルウとの和やかな会話が成り立つ。
ウォルの規格外の度量の広さはここでも遺憾なく発揮されている。
シェラは自身の過去を清算し、この先歩むべき道を己の手で切り開く。
成長したね。
生きようとする意志がヴァンツァーにもあったら、
違った結末があったのだろうか?
囚われの身となったリィを救うべく、ウォルは友人たちを巻き込んだ、とんでもない奇策に出る。
麻袋が出てくると思わずワクワクしてしまう。
今までいろんなもの(?)が入っていたからね。
一月は一日一冊レビューを上げてきたけど。
ここで途切れれしまった……けど、それで良し。
「レビューを上げなきゃいけない」って気持ちになると楽しくないからね。
読みたいときに読みたい本を読む。
それがベスト。
「デルフィニア戦記第四部 伝説の終焉3」茅田砂胡(中公文庫)
「人脈は立派な力だ。時には金脈以上の力だ」
デルフィニアの勝利に大いに貢献したイヴンに対する王からの言葉だけど、
これ、仕事にも当てはまるよね。
信頼関係に基づく人との繋がりはとても大事。
その人脈をもってして強力な味方を得、
海での戦いを圧倒的な強さで制したデルフィニア。
だけど、戦が終わったわけではない。
予断を許さない状況はまだまだ続く。
のぞき見立ち聞きが板についてきた王と王妃。
この二人のコンビ、ホント良いわ。
いよいよリィの相棒がデルフィニアに降臨(?)し、
どんな邂逅を果たすのか。すっかり忘れてるのでとても楽しみ。
海での戦い。
思い描くのは『北方水滸伝』。
北方イズムが沁みついてるなー。
陸地での戦いは『アルスラーン戦記』を思い……
うん。田中さんも健在。
この二人は私の読書の核の部分にずっといつづけてくれるんだろうなぁ。
デルフィニアの勝利に大いに貢献したイヴンに対する王からの言葉だけど、
これ、仕事にも当てはまるよね。
信頼関係に基づく人との繋がりはとても大事。
その人脈をもってして強力な味方を得、
海での戦いを圧倒的な強さで制したデルフィニア。
だけど、戦が終わったわけではない。
予断を許さない状況はまだまだ続く。
のぞき見立ち聞きが板についてきた王と王妃。
この二人のコンビ、ホント良いわ。
いよいよリィの相棒がデルフィニアに降臨(?)し、
どんな邂逅を果たすのか。すっかり忘れてるのでとても楽しみ。
海での戦い。
思い描くのは『北方水滸伝』。
北方イズムが沁みついてるなー。
陸地での戦いは『アルスラーン戦記』を思い……
うん。田中さんも健在。
この二人は私の読書の核の部分にずっといつづけてくれるんだろうなぁ。
「10DANCE 4」井上佐藤(講談社)
世界レベルのトップダンサーが
相手の技量を認め、そのスキルを披露し、伝授する。
いずれ試合で戦う日が来ることを想定したうえでのそのやりとり。
互いの目指すところは頂点。
いいなー。
スポーツって尊い。
「好き」の気持ちに翻弄される杉木と鈴木。
触れたところから意思が伝わるどころか、
目と目で会話ができてしまっていることを周囲にも認知されるって相当よね。
この先、この二人の関係性がどうなっていくのか、楽しみで仕方ない。
女子’sも頑張っていて皆応援したくなる。
しれっと「チョン切っちゃえ!」っていう房ちゃん、良いわ~。
おまけ漫画の網タイツで爆笑。みんな楽しそうだなー。
特典小冊子。
私の中では右左の願望はあるんだけど、リバでもウェルカムなので無問題。
たとえ私の願望とは逆だったとしても
この二人が落ち着いたところでそれが正解だと受け止める気満々。
相手の技量を認め、そのスキルを披露し、伝授する。
いずれ試合で戦う日が来ることを想定したうえでのそのやりとり。
互いの目指すところは頂点。
いいなー。
スポーツって尊い。
「好き」の気持ちに翻弄される杉木と鈴木。
触れたところから意思が伝わるどころか、
目と目で会話ができてしまっていることを周囲にも認知されるって相当よね。
この先、この二人の関係性がどうなっていくのか、楽しみで仕方ない。
女子’sも頑張っていて皆応援したくなる。
しれっと「チョン切っちゃえ!」っていう房ちゃん、良いわ~。
おまけ漫画の網タイツで爆笑。みんな楽しそうだなー。
特典小冊子。
私の中では右左の願望はあるんだけど、リバでもウェルカムなので無問題。
たとえ私の願望とは逆だったとしても
この二人が落ち着いたところでそれが正解だと受け止める気満々。
「革命の血」柏木伸介(小学館)
幻のような男を追い、真偽の分からぬ事象に振り回され、
多くの命を犠牲にしながらも、平成の始まりから終わりまでを駆け抜けた彼らの物語。
裏切りに翻弄されながらも
握りつぶされようとした真実に辿り着いた男の心情はいかばかりか。
ハードボイルド、というよりも、
日本と言う国と自分との向き合い方を突きつけられたような物語。
「一人ひとりの心、その持ちようが革命」
この言葉を含んだ男の台詞そのものが、
著者の伝えたかったことかもしれない。
この国がこの先どうなっていくのか。
読後に重くのしかかってくる。
あなたはこの国を愛していますか?
文庫になるのを待とうと思ってたけど、待ちきれなかった。
悔いなしの面白さだったけど、
2:00am過ぎても読む手が止まらず、ハードカバーを一日で読み切ってしまった……。
電子の方が嵩張らないのはわかってるけど、
どうしても紙本が良いのです。
(目の具合的に電子が無理ってのもあるけど)
多くの命を犠牲にしながらも、平成の始まりから終わりまでを駆け抜けた彼らの物語。
裏切りに翻弄されながらも
握りつぶされようとした真実に辿り着いた男の心情はいかばかりか。
ハードボイルド、というよりも、
日本と言う国と自分との向き合い方を突きつけられたような物語。
「一人ひとりの心、その持ちようが革命」
この言葉を含んだ男の台詞そのものが、
著者の伝えたかったことかもしれない。
この国がこの先どうなっていくのか。
読後に重くのしかかってくる。
あなたはこの国を愛していますか?
文庫になるのを待とうと思ってたけど、待ちきれなかった。
悔いなしの面白さだったけど、
2:00am過ぎても読む手が止まらず、ハードカバーを一日で読み切ってしまった……。
電子の方が嵩張らないのはわかってるけど、
どうしても紙本が良いのです。
(目の具合的に電子が無理ってのもあるけど)
「デルフィニア戦記第四部 伝説の終焉1」茅田砂胡(中公文庫)
キツネとタヌキの騙し合いのような平和式典が催される一方で
本格的に練られるリィの暗殺計画。
想定外の一組を加えたカップリングラッシュ。
そしてなぜかあちこちで盗み聞ぎする国王夫妻&腹心。
庶子の国王であるウォルと生粋の侯爵家で育ったバルロの
考え方の違いが明確でわかりやすい。
そしてこの二人の結びつきの強さも改めて理解できる。
イヴンの流儀はカッコいいし、それを貫けるところが更にカッコいい。
けど。
彼を想うシャーミアンにとってはちょっと大変かも。
初読の時ヴァンツァーのイメージはもっと硬派でカッコいいと思ってたんだけど、
実は悩める愁い人だったんだねぇ……と思った再読時。
ところが。
初読の時の感想を見たら「悩めるヴァンツァーはずいぶんと人間らしい」と書いてあって。
え!?どこで誰とイメージ入れ替わった?と、ちょっとびっくりしてみました。
本格的に練られるリィの暗殺計画。
想定外の一組を加えたカップリングラッシュ。
そしてなぜかあちこちで盗み聞ぎする国王夫妻&腹心。
庶子の国王であるウォルと生粋の侯爵家で育ったバルロの
考え方の違いが明確でわかりやすい。
そしてこの二人の結びつきの強さも改めて理解できる。
イヴンの流儀はカッコいいし、それを貫けるところが更にカッコいい。
けど。
彼を想うシャーミアンにとってはちょっと大変かも。
初読の時ヴァンツァーのイメージはもっと硬派でカッコいいと思ってたんだけど、
実は悩める愁い人だったんだねぇ……と思った再読時。
ところが。
初読の時の感想を見たら「悩めるヴァンツァーはずいぶんと人間らしい」と書いてあって。
え!?どこで誰とイメージ入れ替わった?と、ちょっとびっくりしてみました。
「10DANCE 3」井上佐藤(講談社)
モチベーションの高さや練習に向ける気力体力のバランスを
考慮しないといけないところが、個人ではなくパートナーと共に挑む競技の難しいところ。
杉木がパートナーと長続きしなかった理由に納得だけど、
それが理由で続かなかったことが哀しくもなる。
レッスン場を飛び出して迄とことんくらいついてくる鈴木とは
一緒に踊ることが楽しくて仕方ないんだろうなぁ。
鈴木のレベルを上げることに他者の手を借りることに対する杉木の葛藤。
恋物語を体現するダンス。
近すぎる距離。
錯覚する恋心。
衝動的な口づけ。
果たして……錯覚?
もしくはそれは目覚めた本能?
ドキドキ感がたまらない。
前半のおまけマンガ、めっちゃ好き。ってか、わかりみ。
どんなイケメンに声をかけられたとしても。
イベント帰りの荷物なんて絶対預けられないわ~。
そしてカバー下に爆笑。
考慮しないといけないところが、個人ではなくパートナーと共に挑む競技の難しいところ。
杉木がパートナーと長続きしなかった理由に納得だけど、
それが理由で続かなかったことが哀しくもなる。
レッスン場を飛び出して迄とことんくらいついてくる鈴木とは
一緒に踊ることが楽しくて仕方ないんだろうなぁ。
鈴木のレベルを上げることに他者の手を借りることに対する杉木の葛藤。
恋物語を体現するダンス。
近すぎる距離。
錯覚する恋心。
衝動的な口づけ。
果たして……錯覚?
もしくはそれは目覚めた本能?
ドキドキ感がたまらない。
前半のおまけマンガ、めっちゃ好き。ってか、わかりみ。
どんなイケメンに声をかけられたとしても。
イベント帰りの荷物なんて絶対預けられないわ~。
そしてカバー下に爆笑。