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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「美女と野獣と紳士~愛と混乱のレストラン2~」 高遠琉加(二見シャレード文庫)



【修司はいつだって間違えず、遠回りも容赦もなく、理人の急所を突くのだ。一撃で。】

ちょ、そこでそれ言っちゃダメでしょーーーーー!!!!!
と、絶叫したところで次巻に続く。
3巻目を手元においてから読むことをおススメします。
でないと気になって気になってしかたないわ。

感想は次巻へ。(笑)

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「愛と混乱のレストラン」 高遠琉加(二見シャレード文庫)



【どうしていつまでたっても、大人になっても、
    生きていくことはこんなに苦しいんだろう】

赤字のレストランを立て直すために、総支配人として赴いた理人。
そんな彼に反発しながらも(反発する理由はちゃんとあるの)、シェフとして働き始めた久我。
すれ違いと、ちょっとした誤解と、無意識の嫉妬心からから、「こんな店やめてやる」と口にした久我。
だが、エリート然とした風貌からはうかがい知れないものを抱えた理人の過去と内面に触れ、
頑なだった久我の心はやわらいでいく……
そんなふたりがもどかしいながらも、歩み寄れたことがうれしい。
そんなふたりをとりまく職場の人たちがメッチャほのぼのしくていい。
本編ではずっと謎めいた存在だったパティシエ、一の番外編がいい。
つまり、最初から最後まで楽しく読める本です☆

続きが気になるわ~

内容(「BOOK」データベースより)
赤字続きで休業に追い込まれたフレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」復活のため本社外食事業本部から出向してきた鷺沼理人は、若手シェフ・久我修司の引き抜きを試みる。確かな腕を持ちながら暴力沙汰を起こし、今は実家に戻っているという久我は、理人の依頼を「あんたが気に入らない」と言下に拒否する。それでも通い続けてくる理人に久我が提示した条件は「言うことをなんでも聞く」というとんでもないものだった。しかし、ある理由から店の再興を失敗できない理人は、その崖っぷちの選択を呑むことに。“夢の庭”の実現は果たして―。

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「エルハンブルグの天使」 あき((Feelコミックスファンタジー)



【いつか 笑い合うだけでは だめになる日が くるのかもしれない】

ちょっとした嫉妬。
ちょっとした劣等感。
ちょっとした優越感。
積み重ねられたそれらの思いに駆られた心は、本当に大切なものを見誤る。
本当に必要な人を、見失う。

ないものねだりだったのかなーと。
自分にないものを持った相手に対する嫉妬が羨望を上回ったがために崩れてしまったバランス。
ふたりそろってこそ、理想的な統治者であっただろうに。
ないものを補い合ってこそのふたりだっただろうに。

読後の切なさがあとをひく本。
でも大好き。

経過した年数。国の事情、背景。交錯する人々の思い。
一冊に収めるにはあまりにも膨大なそれらが、ストンと胸に落ちてくる。
うまいなーと思った。

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「猫語の教科書」 ポール・ギャリコ(ちくま文庫)



【これが、私が私の家にもぐりこんだ顚末】

小生意気な猫の、ちょっと見当外れで、時々的を射た人間観察日記。
知ったつもりになって得意げに語っている姿が何とも愛らしい。
微笑ましく思えたり、鼻についた感じがしたり。
そういうのも全部ご愛嬌。
ちょっとだけ残念なのは、男子目線だなー、というのがたまに垣間見えること……かな?
まぁ、作者男子なので、当たり前といえば当たり前なんだけど。(笑)
猫のしぐさを思い描きながら読むと、楽しさ倍増し。

とはいえ。
これ、BL変換してみると、とっても楽しい妄想が出来上がる気が………ん?
腐な感想になってるーー(笑)

内容(「BOOK」データベースより)
ある日、編集者のもとへ不思議な原稿が届けられた。文字と記号がいりまじった、暗号のような文章。“£YE SUK@NT MUWOQ”相談を受けたポール・ギャリコは、それを解読してもっと驚くはめになる。原稿はなんと、猫の手になる、全国の猫のためのマニュアルだった。「快適な生活を確保するために、人間をどうしつけるか」ひょっとしてうちの猫も?描き下ろしマンガ(大島弓子)も収録。

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「あるキング」 伊坂幸太郎(徳間文庫)



【人は死ぬまでは不死身だ】

不思議な読後感の本だった。
いや、この物語自体が不思議なのか。
だが、その不思議に対しての「何故?」を考える必要はない。
「きれいはきたない」ですべてに説明がつくからだ。

自分を含め、己の将来について思い悩む人が数多いる中、
生れた時から「野球選手」という己の道を貫き通した彼の迷いのなさはうらやましい。
と同時に、人よりも抜きんでた才能を持ったが故の苦労と煩わしさは、気の毒でもある。
だが、遠回りを余儀なくされても、彼は己の目指した「野球選手」となり、前代未聞の記録を打ち立てる。
後悔はないはずだ。

結果がどうあれ、野球は楽しい。
去り際の監督の、最後の言葉。
私自身がどんな道を歩むのか、いまだ途上でわからないけれども。
人生は楽しかった。
最期にそう言える道であればいいと思う。

内容(「BOOK」データベースより)
この作品は、いままでの伊坂幸太郎作品とは違います。意外性や、ハッとする展開はありません。あるのは、天才野球選手の不思議なお話。喜劇なのか悲劇なのか、寓話なのか伝記なのか。キーワードはシェイクスピアの名作「マクベス」に登場する三人の魔女、そして劇中の有名な台詞。「きれいはきたない」の原語は「Fair is foul.」。フェアとファウル。野球用語が含まれているのも、偶然なのか必然なのか。バットを持った孤独な王様が、みんなのために本塁打を打つ、そういう物語。

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「とある飛空士への追憶」 犬村小六(ガガガ文庫 )



【とにかく前へ行こう。進もう。泣き言をいっていても仕方がない。
 苦難がきたからといって、いちいち逃げてどうする。
 男なら笑って乗り越えてみせろ】

世界観になじむまでにちょっとだけ時間がかかったけど、なじんでしまえば一気読み。
透明で綺麗な話だった。
例えるなら、吟遊詩人の奏でる歌を聴いているかのような……って、聴いたことないけど(笑)
イメージそんな感じです。

正統派な恋愛小説。
予測できたラストであっても、その瞬間はとても切ない。
幼いころのシャルルが、ファナと出逢ったその一瞬を心の支えに生きてきたように。
二人で過ごした数日間の出来事は、大空に巻かれた砂金以上に
キラキラと輝かしい思い出となって、これからの二人の人生を支えていくのだと思う。

内容(「BOOK」データベースより)
「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?―圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる!蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。

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「八日目の蝉」 角田光代(中公文庫)



【もし、二手に分かれる道の真ん中に立たされて、どちらに行くかと神様に訊かれたら、
 私はきっと、幸も不幸も関係なく、罪も罰も関係なく、
 その先に薫がいる道を躊躇なく選ぶだろう】

犯罪は肯定しない。まずはそれが大前提なわけだけど……

母であった「あの人」の元から引き離されて泣いた薫。
「あの人」のもとへ帰ろうと、一人、道を歩いた薫。
たとえ、実の親元から不当に連れ去れらた子どもだったとしても、
「あの人」……希和子に愛されて大切に育てられたことが痛いくらい伝わってくるからこそ、
場面場面でなんだか泣けて仕方がなかった。
どうしてこの人たちは「親子」でいられないのだろう?と。
けれども、偽名を使い、過去を偽って生きていかなければならない生活は、
遅かれ早かれ破綻する。
希和子は法で裁かれ、薫は恵里菜として実の両親のもとで暮らすことになる。

時を経て……
かつて、幸せだった場所を、ただ遠くから眺めることしかできない希和子。
新しく前へと進むためにその場所を訪れ、今の家族と新しい一歩を踏み出そうとする薫。
それでいいのだと思う。
彼女たちの人生は、交わらないままでいい。
それでも、希和子が薫の母であることには変わりないのだ。

内容(「BOOK」データベースより)
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。第二回中央公論文芸賞受賞作。

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「遮光」 中村文則(新潮文庫)



【現実を見ないために、私は敢えて
 そういう演技を自分に課したのかもしれなかった】

それは純愛か?狂気か?

両親を亡くし、作り上げた自分を演じながらひとりぼっちで生きてきた主人公が、
ようやく手に入れかけた幸せ。
だが、その幸せは、ある日突然彼の手をすり抜けて、永遠に手の届かないものとなってしまった。
失った幸せを言の葉に乗せる嘘で取り繕いつづける日々。
あたかも、そこに在るかのように。
けれども、砂の城はいつかは崩壊する。
必ず。

あたしがこの本から受け止めたのは、純愛でも、狂気でもなく。
どうしようもない寂しさと哀しみ。
故に。
ラストは泣けて仕方なかった。

内容(「BOOK」データベースより)
恋人の美紀の事故死を周囲に隠しながら、彼女は今でも生きていると、その幸福を語り続ける男。彼の手元には、黒いビニールに包まれた謎の瓶があった―。それは純愛か、狂気か。喪失感と行き場のない怒りに覆われた青春を、悲しみに抵抗する「虚言癖」の青年のうちに描き、圧倒的な衝撃と賞賛を集めた野間文芸新人賞受賞作。若き芥川賞・大江健三郎賞受賞作家の初期決定的代表作。

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「小説・震災後」 福井晴敏(小学館文庫)



【人間はいつだって“結果”を生きているのではなく、
 “過程”を生きているのだから】

ニュースで誰かが言っていた言葉を耳にした。
「それは安全神話じゃない。安全願望だ」
言われてなるほど、と、思う一方で、
後付けの理由(理屈)なんて、いくらでも探せる、と思った自分もいた。
否定をすることは簡単だけど、じゃあ、その代替えは?何か案があるの?
誰かを責めるのは簡単だけど、いまは、悪者捜しをしている場合じゃない。
本当にやるべきことはなに?
必要なのは、目の前の事象と向き合い、立て直していくための、勇気と決断力と知恵だ。そして思いやり。

いろんなことを目の当たりにして、いろんなことを考えて。
自分なりにやれることを探して、実際にやってみて。
でも、それだって“結果”ではなく、単なる“過程”にしかすぎない。
そんなふうに思わされた。
解決していない問題は山積みで、時間だけが二年も経過してしまった。
だけど、小さなことでもやらないよりは全然良いし、
何かをやりたくても、実際にはそれをやれない人もいることもわかっている。

結局、この先の世界がどうなるのか。
わかっている人なんて誰もいなくて、みんながそれぞれの立場でいろんなことを考えて、
探りながら未来へとつなげている。
現在、という、この時を。
納得のいく未来であることを願いたい。

と、重い話ばかりじゃアレなので。
蛇足っぽいけどどうしても言いたいこと。
渥美さんにまた会えたのがなんだかうれしかった。
読んでいてとってもテンションが上がった場面。(笑)
思わずイージスを引っ張り出してきたけど、ちゃんと読むのはまた今度。

内容(「BOOK」データベースより)
二〇一一年三月十一日、東日本大震災発生。多くの日本人がそうであるように、東京に住む平凡なサラリーマン・野田圭介の人生もまた一変した。原発事故、錯綜するデマ、希望を失い心の闇に囚われてゆく子供たち。そして、世間を震撼させる「ある事件」が、震災後の日本に総括を迫るかのごとく野田一家に降りかかる。傷ついた魂たちに再生の道はあるか。祖父・父・息子の三世代が紡ぐ「未来」についての物語―。『亡国のイージス』『終戦のローレライ』の人気作家が描く3・11後の人間賛歌。すべての日本人に捧げる必涙の現代長編。

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「あひるの空・37」 日高武史(講談社コミックス)



【負けそうな時に『負けるかも』って絶対に思うな】

地区予選決勝。丸高戦。
自分の立ち位置で、自分にできることを必死でやりながら戦っている彼らの姿に
本誌を読みながら毎週毎週泣きそうになっているわけですが……
コミックスを読んでても、やっぱり泣きそう。
それは、彼らの必死さや、懸命さ、仲間への信頼、相手への敬意。
そういったものが痛いくらいに伝わってくるからだと思う。
セリフやモノローグがいちいち胸に刺さって仕方ない。
前巻にひきつづき、この巻でも試合に決着はついていないわけだけど、
このボリュームでこの内容。
読み応えありすぎました。
決着………ついてほしいけど、ついてほしくない。
どっちが勝っても泣きそうだけど、最後までドキドキしながら彼らの試合を見続けたいと思います。

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