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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「デルフィニア戦記第四部 伝説の終焉6」茅田砂胡(中公文庫)

シリーズ最終巻。
ずっとずっと一緒にいられたらよかったのに。
だけど、今のウォルには背負うもの賀沢山ありすぎて、
自由戦士であった頃のようには生きられない。
そしてリィにも帰らなければいけない理由がある。
そしてルウやリィの力の在り様を目の当たりにすれば、
やはりこの世界とは相容れない何かが滲む。
「楽しかったな」
泣き笑いのような思いでウォルの言葉を噛みしめる。
うん。
私も楽しかった。
寂しいけど、ホント楽しかった。
魅力的な彼らに出会えた幸せを噛みしめつつ本を閉じる。
「またね」
そう、つぶやきながら。

再読らしからぬ勢いで読んでしまった。
だって楽しかったから。(笑)
そして一度読んだだけだと大枠は覚えていても、
細かいところは抜けてるから
あたかも初読であるかのようなわくわく感がある。
めっちゃ楽しかった!
三冊ある外伝はちょっと間を開けて読もうかな。
少し余韻に浸っていたい。



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「デルフィニア戦記第四部 伝説の終焉5」茅田砂胡(中公文庫)

囚われの身となったリィを奪還するために奔走するデルフィニアの人々。
リィを救うために一国の王であるウォルの単独行動は彼らしくて、
リィと出会った頃を思い出す。
だけど、当時と決定的に違うのは、彼がひとりではないということ。
心強いね。
奪還劇には人知を超えた力が炸裂し、若干ぽかーんとなりつつも、
それを納得させるだけの布石はこれまでに打たれている。
イヴンがウォルを容赦なく締め上げるシーン、めっちゃ好き。
ちょっと緊張感のあるルウとバルロの会話も好き。
イヴンとバルロがウォルの傍にいる限り、デルフィニアは安泰だと思う。

さて。
次でいよいよ最終巻。
え、はやーい。
再読なのにあたかも初読であるかのようにガツガツ読み続けてしまったわ。
家の中にこもりがちな冬場だからこそ。


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「デルフィニア戦記第四部 伝説の終焉4」茅田砂胡(中公文庫)

リィと出会い、リィの全てを受け入れ、
リィと共に歩んできたウォルだからこそ。
リィを探してこの世界に訪れた、素性の知れないルウとの和やかな会話が成り立つ。
ウォルの規格外の度量の広さはここでも遺憾なく発揮されている。
シェラは自身の過去を清算し、この先歩むべき道を己の手で切り開く。
成長したね。
生きようとする意志がヴァンツァーにもあったら、
違った結末があったのだろうか?
囚われの身となったリィを救うべく、ウォルは友人たちを巻き込んだ、とんでもない奇策に出る。
麻袋が出てくると思わずワクワクしてしまう。
今までいろんなもの(?)が入っていたからね。

一月は一日一冊レビューを上げてきたけど。
ここで途切れれしまった……けど、それで良し。
「レビューを上げなきゃいけない」って気持ちになると楽しくないからね。
読みたいときに読みたい本を読む。
それがベスト。

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「デルフィニア戦記第四部 伝説の終焉3」茅田砂胡(中公文庫)

「人脈は立派な力だ。時には金脈以上の力だ」
デルフィニアの勝利に大いに貢献したイヴンに対する王からの言葉だけど、
これ、仕事にも当てはまるよね。
信頼関係に基づく人との繋がりはとても大事。
その人脈をもってして強力な味方を得、
海での戦いを圧倒的な強さで制したデルフィニア。
だけど、戦が終わったわけではない。
予断を許さない状況はまだまだ続く。
のぞき見立ち聞きが板についてきた王と王妃。
この二人のコンビ、ホント良いわ。
いよいよリィの相棒がデルフィニアに降臨(?)し、
どんな邂逅を果たすのか。すっかり忘れてるのでとても楽しみ。


海での戦い。
思い描くのは『北方水滸伝』。
北方イズムが沁みついてるなー。
陸地での戦いは『アルスラーン戦記』を思い……
うん。田中さんも健在。
この二人は私の読書の核の部分にずっといつづけてくれるんだろうなぁ。

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「デルフィニア戦記第四部 伝説の終焉2」茅田砂胡(中公文庫)

プロポーズや結婚式。
祝い事が続いた後にはきな臭い……というか、相当血生臭い展開に。
正々堂々と討ち取れないなら、姑息な戦法で。
それもまた真理。
使命を果たすために
手段は問わない暗殺集団に正々堂々となんて求められないからね。
そこは国旗を掲げて戦う彼らとは事情が違う。
その代償は大きかった。まぁ、自業自得。
どんなリィの姿を目の当たりにしても、
動じなければ態度も変わらないウォルには絶対な信頼しかない。
お互いの過去の共有は波長が合うが故のシンクロ。
だけど、リィには帰るべき世界がある。
そちら側の事情もチラチラと垣間見えつつあり、色々気になりながら次巻へ。

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「革命の血」柏木伸介(小学館)

幻のような男を追い、真偽の分からぬ事象に振り回され、
多くの命を犠牲にしながらも、平成の始まりから終わりまでを駆け抜けた彼らの物語。
裏切りに翻弄されながらも
握りつぶされようとした真実に辿り着いた男の心情はいかばかりか。
ハードボイルド、というよりも、
日本と言う国と自分との向き合い方を突きつけられたような物語。
「一人ひとりの心、その持ちようが革命」
この言葉を含んだ男の台詞そのものが、
著者の伝えたかったことかもしれない。
この国がこの先どうなっていくのか。
読後に重くのしかかってくる。
あなたはこの国を愛していますか?

文庫になるのを待とうと思ってたけど、待ちきれなかった。
悔いなしの面白さだったけど、
2:00am過ぎても読む手が止まらず、ハードカバーを一日で読み切ってしまった……。
電子の方が嵩張らないのはわかってるけど、
どうしても紙本が良いのです。
(目の具合的に電子が無理ってのもあるけど)

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「デルフィニア戦記第四部 伝説の終焉1」茅田砂胡(中公文庫)

キツネとタヌキの騙し合いのような平和式典が催される一方で
本格的に練られるリィの暗殺計画。
想定外の一組を加えたカップリングラッシュ。
そしてなぜかあちこちで盗み聞ぎする国王夫妻&腹心。
庶子の国王であるウォルと生粋の侯爵家で育ったバルロの
考え方の違いが明確でわかりやすい。
そしてこの二人の結びつきの強さも改めて理解できる。
イヴンの流儀はカッコいいし、それを貫けるところが更にカッコいい。
けど。
彼を想うシャーミアンにとってはちょっと大変かも。


初読の時ヴァンツァーのイメージはもっと硬派でカッコいいと思ってたんだけど、
実は悩める愁い人だったんだねぇ……と思った再読時。
ところが。
初読の時の感想を見たら「悩めるヴァンツァーはずいぶんと人間らしい」と書いてあって。
え!?どこで誰とイメージ入れ替わった?と、ちょっとびっくりしてみました。

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「デルフィニア戦記第三部 動乱の序章5」茅田砂胡(中公文庫)

今回ばかりはリィの頑固さにイラっとしつつ……
ん?初読の時はそんなふうには感じなかったんだけどなぁ。
言ってしまえばリィの空回り。
良かれと思っても、他の誰にとっても大迷惑。
自分だけが正しいんじゃないんだよー。
大騒ぎの末、こちらの問題は一段落。
……と思ったら、今度は暗殺未遂事件が勃発。
リィと言う得難い存在を得、ウォルと言う施政者の元、
順調に発展を遂げるデルフィニア。
それは彼らの努力と人柄によるものなのに。
潰して奪おうとする輩の考え方が気に入らない。
繰り広げられる壮絶な死闘。
なのに、殺し合った当人たちは不敵に笑っているのだ。

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「デルフィニア戦記第三部 動乱の序章4」茅田砂胡(中公文庫)

長椅子が飛び、机の脚が折れる驚異的な夫婦喧嘩からの、
獣の子がじゃれ合うような仲直り。
何もかもが規格外。
この二人にしかできないよなぁ。
その後は戦後処理も含め、
今後の国の在り様に関して真剣に協議し、
一方、敗戦国となった二国は懲りずに悪だくみ。(←言い方…)
領地に関する問題も浮上し、政治的な面も盛りだくさんな展開だけど、
最後はダルシニ家の人々の王家に対する不敬を指折り数える
悲痛すぎる会話にお腹が痛くなるまで笑って笑って、
リィの宣言に吹いて読了。
展開の振り幅が大きすぎて
読む手を休めるところってないんだよね。
グイグイ読まされてしまう。

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「デルフィニア戦記第三部 動乱の序章3」茅田砂胡(中公文庫)

陸地でつながった隣国とは、どんな瞬間に争いになるかわからない。
どうしても今のロシアとウクライナを思ってしまう。
意に沿わないながらも王となったウォル。
なったからには懸命に職務を果たし、
それなのに、その先に待ち受けていたのが敵国の捕虜となっての凄惨な拷問。
自らの意思とは関係なく異世界に飛ばされたリィ。
王の同盟者である王妃として果敢に戦い、
その結果、疲れ切った心身を覆う異郷の相棒への想い。
理不尽だよね。
それでも、この二人は絶対の信頼の元、一緒に進んでいくんだなぁ、
と思った矢先の一触即発。
当人たちのことは心配してないけど、
周りの人たちの心労を思いつつ……次巻へ。

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