きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「BL小説」の記事一覧
- 2014.01.28 「天使のささやき」 かわい有美子(リンクスロマンス)
- 2014.01.06 「狼を狩る法則」 J.L.ラングレー (モノクローム・ロマンス文庫)
- 2013.10.22 「友人と寝てはいけない」 鳩村衣杏(キャラ文庫)
- 2013.10.05 「リロード」 いおかいつき(ラヴァーズ文庫)
- 2013.04.20 「フェア・ゲーム」 ジョシュ・ラニヨン(モノクローム・ロマンス文庫)
- 2013.04.06 「唇にキス舌の上に愛~愛と混乱のレストラン3~」 高遠琉加(二見シャレード文庫)
- 2013.04.05 「美女と野獣と紳士~愛と混乱のレストラン2~」 高遠琉加(二見シャレード文庫)
- 2013.04.04 「愛と混乱のレストラン」 高遠琉加(二見シャレード文庫)
「天使のささやき」 かわい有美子(リンクスロマンス)
名田の目線で語られる峰神のクールでストイックな最初の印象と
ズボラで情熱的な本質とのギャップが非常に好ましいというか、小気味よいというか……
はい。
大好きです!(笑)
峰神を慕う素直で気取っていない名田のまっすぐな気質も可愛い。
あんなふうに懐かれたら、年上は手玉に取られると思うの。
仕事ありきの働く男たちが想いを通わせていく過程がすごくいい。
壮年期にさしかかった働き盛りの男子……しかも屈強な男子!!
個人的に大好物なので、荒木・宮津・峰神同期三人組のやりとりは
最初から最後まで読んでて楽しかったです☆
そこに名田が子犬のように絡んでいく様が微笑ましい。
恋人となった名田を峰神が甘やかす様がなんとなく想像できる……
ので、次巻を読むのが楽しみ☆
内容(「BOOK」データベースより)
警視庁機動警護担当で涼しげな顔立ちの名田は、長年憧れを抱いていた同じSPの峯神と一緒の寮に移ることになる。接する機会が増え、峯神からSPとしての的確なアドバイスを受けるうち、憧れから恋心に徐々に気持ちが変化していく。そんな中、ある国の危険人物を警護することになり、いい勉強になると意気込んでいた名田だったが、実際に危険が身に迫る現実を目にし、峯神を失うかもしれないと恐怖を感じ始め…。
PR
「狼を狩る法則」 J.L.ラングレー (モノクローム・ロマンス文庫)
チェイの一途さとまっすぐさとおおらかさと、懐の広さ。
もう、何もかもが惚れ惚れするかっこよさだった。
あんなふうに愛されるキートンは幸せだし、キートンと相思相愛のチェイも幸せ。
そして人狼たちと仔犬の戯れがたまらなくかわいい。
さくっと読めるので、モフモフ好きさんと、疲れて癒されたいときの読書におススメです。
内容(「BOOK」データベースより)
人狼で獣医のチェイトンは「メイト」に会える日を子どもの頃から楽しみにしていた。メイトは、会った瞬間にわかるんだ。そんなある日診療所に一匹の狼が運び込まれ、チェイの心と体が反応する。この感覚、間違いない、ドアの向こうに運命の相手が。しかしそこにいたのは傷を負った美しい男だった―。
「友人と寝てはいけない」 鳩村衣杏(キャラ文庫)
【でも俺は……お前を支配してるの親や家じゃなくて、
お前自身の感情じゃないかって気がする。
だから、いつまでもここが苦しい。
ここが閉じてるから息ができないんだ】
感想としては間違ってる気がするけど、すっごく楽しかった。
ギャグじゃないのに爆笑しながら読んでしまったのは、一重に美馬の言動があまりにも天然で可愛かったからだなー。
セフレ相手にスマートに立ち回ってきた美馬だったけど、
友人である鮫島と境界線を踏み越えた付き合いをしはじめてから、
恋ってなんだろう?とぐるぐる苦悩する----32歳。
いまさらかよっ!(笑)
自分なりに答えは出たみたいだけど、この先も鮫島は美馬に振り回されるんだろなー。
「友人」から「恋人」に関係が変わっていく心理的な過程がよかった。
よろしければポチッと(*^^*)
にほんブログ村
「リロード」 いおかいつき(ラヴァーズ文庫)
【「信じらんねぇ。ヤルか、普通」 「ヤルだろ。普通は」】
検挙率NO1刑事でありながら、スキだらけでお馬鹿な一馬が可愛くて、頬が緩むわ~。
喉元過ぎたら忘れる単純さもいいし、自分の感情に素直で熱いところもいい。
意気込んでポジションチェンジを狙いつつ、神宮にはああやってやり込められ続けるんだろうなぁ……
というか、やり込められ続けてほしい(笑)
一見クールながらも、一馬との付き合いを深めていく中で、少しずつイロイロな表情を見せていく神宮も好印象。
お互いを認め合った男同士だからこその遠慮のないやりとりが小気味よい。
仕事ありきの恋愛模様は大好物です☆
というわけで。
続編も楽しみ~~♪
よろしければポチッと(*^^*)
にほんブログ村
「フェア・ゲーム」 ジョシュ・ラニヨン(モノクローム・ロマンス文庫)
【今答えなくてもいい。今決めなくてもいいんだ。
お互い……どうなるか、成り行きを見ればいい】
元FBI捜査官で、いまでは大学教授を務めるエリオットと、かつての同僚であり、恋人だった現役FBI捜査官のタッカー。とある事件をきっかけに再会した、かつての恋人たち。
事件の謎を解きながら、心の奥底にしまっていた想いや、すれ違っていた想いと向き合っていくエリオットとタッカー。
そんな二人がふたたび恋人同士へとつながりを深めていく気持ちの推移がリアルに伝わってきて、なんだかほっこりしました。
海外BLミステリ文庫……なにそれなにそれ!?といった感じで手に取ったわけだけど、
恋愛感情主体ではなく、しっかりしたストーリー展開を主軸に語られる二人の関係性がとてもよかったです☆
よろしければポチッと(*^^*)
にほんブログ村
「唇にキス舌の上に愛~愛と混乱のレストラン3~」 高遠琉加(二見シャレード文庫)
【君が好きだ。君のそばに……いたい。いて欲しい】
焦れたり逃げたり。反発したり歩み寄ったり。強引だったり臆病だったり。
素直になりきれない感情に振り回され、傷ついたり泣いたりしながら、
それでも、自分の中に芽生え、育ってきた想いがなんなのかを自覚していく
彼らの心の機微がストン、と、胸に落ちてくる。
だからよかったなーって思う。
一緒に働いてきた仲間からの心からのサービスを受け、
理人に幸せになってもらいたいと願ってきた修司の作った料理を「おいしい」と
感じることができてよかった。
流されるわけでもなく。巻き込まれるわけでもなく。
理人が自分の意志で、自分の言葉で修司に「好きだ」と伝えることができてよかった。
しでかしたことを死にたくなるほど後悔した修司が、理人と相思相愛になれて、よかった。
うん。
よかった。
3冊通して読んでみて……
自分だけの「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」を見つけたいなーと思った。
ゆったりとくつろげる、お気に入りでとっておきのレストラン。
いつか、出会えるといいな☆
よろしければポチッと(*^^*)
にほんブログ村
「美女と野獣と紳士~愛と混乱のレストラン2~」 高遠琉加(二見シャレード文庫)
【修司はいつだって間違えず、遠回りも容赦もなく、理人の急所を突くのだ。一撃で。】
ちょ、そこでそれ言っちゃダメでしょーーーーー!!!!!
と、絶叫したところで次巻に続く。
3巻目を手元においてから読むことをおススメします。
でないと気になって気になってしかたないわ。
感想は次巻へ。(笑)
よろしければポチッと(*^^*)
にほんブログ村
「愛と混乱のレストラン」 高遠琉加(二見シャレード文庫)
【どうしていつまでたっても、大人になっても、
生きていくことはこんなに苦しいんだろう】
赤字のレストランを立て直すために、総支配人として赴いた理人。
そんな彼に反発しながらも(反発する理由はちゃんとあるの)、シェフとして働き始めた久我。
すれ違いと、ちょっとした誤解と、無意識の嫉妬心からから、「こんな店やめてやる」と口にした久我。
だが、エリート然とした風貌からはうかがい知れないものを抱えた理人の過去と内面に触れ、
頑なだった久我の心はやわらいでいく……
そんなふたりがもどかしいながらも、歩み寄れたことがうれしい。
そんなふたりをとりまく職場の人たちがメッチャほのぼのしくていい。
本編ではずっと謎めいた存在だったパティシエ、一の番外編がいい。
つまり、最初から最後まで楽しく読める本です☆
続きが気になるわ~
内容(「BOOK」データベースより)
赤字続きで休業に追い込まれたフレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」復活のため本社外食事業本部から出向してきた鷺沼理人は、若手シェフ・久我修司の引き抜きを試みる。確かな腕を持ちながら暴力沙汰を起こし、今は実家に戻っているという久我は、理人の依頼を「あんたが気に入らない」と言下に拒否する。それでも通い続けてくる理人に久我が提示した条件は「言うことをなんでも聞く」というとんでもないものだった。しかし、ある理由から店の再興を失敗できない理人は、その崖っぷちの選択を呑むことに。“夢の庭”の実現は果たして―。
よろしければポチッと(*^^*)
にほんブログ村