きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「小説」の記事一覧
- 2024.05.17 るるぶ大塚国際美術館
- 2024.05.17 「われ去りしとも 美は朽ちず」玉岡かおる(潮出版社)
- 2024.05.12 「一日だけの狼」北方謙三(角川文庫)
- 2024.05.06 「万死の追跡 傭兵代理店」渡辺裕之(祥伝社文庫)
- 2024.05.04 「捜し物屋まやま 3」木原音瀬(集英社文庫)
- 2024.05.01 「捜し物屋まやま 2」木原音瀬(集英社文庫)
- 2024.04.29 「捜し物屋まやま」木原音瀬(集英社文庫)
- 2024.04.26 「ブラッディ・ファミリー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―」深町秋生(新潮文庫)
- 2024.04.25 「ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―」深町秋生(新潮文庫)
- 2024.04.14 「VIP 宿命」高岡ミズミ (講談社X文庫)
るるぶ大塚国際美術館
基本的にるるぶは行くことが確定した場所のものを買うのですが。
この本に関しては「来年必ず行くよ!」という意気込みの元、昨年購入。
……と同時に、何故か先に行くことが決まった妹一家に貸し出し。(お役に立てて何より・笑)
戻ってきた本誌をパラパラ眺めていましたが。
『われ去りしとも美は朽ちず』を読んだあとに改めて眺めると、
文章で読んだものが視覚的なものとして飛び込んできて、知識の固定化に大いに役立ちました。
建物が地上二階、地下三階であることも説得力をもって納得。
実際に実物を見た絵画も数々あるので、陶板で見るのも楽しみ。
旅の計画をたてるとき、必ずるるぶを手にして行先を考えます。
ネットで調べる時代ではありますが、やっぱり紙本お役立ち。(笑)
行った記念にもなるしね。
そして我が家には岡山と山梨を除いたるるぶがそろっています。
47都道府県制覇できる日を楽しみにしているのです♪
この本に関しては「来年必ず行くよ!」という意気込みの元、昨年購入。
……と同時に、何故か先に行くことが決まった妹一家に貸し出し。(お役に立てて何より・笑)
戻ってきた本誌をパラパラ眺めていましたが。
『われ去りしとも美は朽ちず』を読んだあとに改めて眺めると、
文章で読んだものが視覚的なものとして飛び込んできて、知識の固定化に大いに役立ちました。
建物が地上二階、地下三階であることも説得力をもって納得。
実際に実物を見た絵画も数々あるので、陶板で見るのも楽しみ。
旅の計画をたてるとき、必ずるるぶを手にして行先を考えます。
ネットで調べる時代ではありますが、やっぱり紙本お役立ち。(笑)
行った記念にもなるしね。
そして我が家には岡山と山梨を除いたるるぶがそろっています。
47都道府県制覇できる日を楽しみにしているのです♪
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「われ去りしとも 美は朽ちず」玉岡かおる(潮出版社)
大塚国際美術館に今夏行く予定をしているので、と気軽く読み始め……感動ひとしお。
一世一代の巨大プロジェクトに挑む人々の志や努力、無念や達成感。
込められた多くの人たちの思いが波のように押し寄せて、思わず涙。
そんな素晴らしい場所に行けるのか、と、今から期待しかない。
世界初の陶板美術館を鳴門へ。
牽引した社長の発想力、牽引力、求心力。
無茶な要求にも応えるべく尽力した職人さんたちの不屈の努力。
絵画の選定や交渉に奔走した専門家の方々。
その他建設にかかわった人たちの思いが熱く厚く伝わってくる。
事前に読めてとてもとても良かった。
先週のプロジェクトXが明石海峡大橋だったのも良いタイミング。
諸々予習はバッチリ。
インプットしたものが迷子にならないようにしっかり反芻しておかねば。(←ここ大事・笑)
「われ去りしとも美は朽ちず」
このタイトルに込められた思いがホントすごい。
見据えた先は3000年。
一世一代の巨大プロジェクトに挑む人々の志や努力、無念や達成感。
込められた多くの人たちの思いが波のように押し寄せて、思わず涙。
そんな素晴らしい場所に行けるのか、と、今から期待しかない。
世界初の陶板美術館を鳴門へ。
牽引した社長の発想力、牽引力、求心力。
無茶な要求にも応えるべく尽力した職人さんたちの不屈の努力。
絵画の選定や交渉に奔走した専門家の方々。
その他建設にかかわった人たちの思いが熱く厚く伝わってくる。
事前に読めてとてもとても良かった。
先週のプロジェクトXが明石海峡大橋だったのも良いタイミング。
諸々予習はバッチリ。
インプットしたものが迷子にならないようにしっかり反芻しておかねば。(←ここ大事・笑)
「われ去りしとも美は朽ちず」
このタイトルに込められた思いがホントすごい。
見据えた先は3000年。
「一日だけの狼」北方謙三(角川文庫)
カメラマン、望月の視点で語られる短編連作。
表題は一作目のタイトルでもあり、内容と相俟ったカッコよさがある。
掴みは完璧オッケーで、作品世界に一気に引きずり込まれる。
ホラーの怖さはよくわからなかったりするけれども、人間の怖さにゾワゾワする二作目。
うわ、気持ち悪い。
その気持ちの悪さは三作目の冒頭、身を切るような冷たい水に洗い流される。
……と、読み進めていくにつれ、
鮮明に記憶に残る過去の出来事に、今も彼が縛られていることを知る。
だから探す。異国の地で、かつて知っていた男を。
だから殴り合う。
愚にもつかない殴り合い。だけど、そこにも意味と意地がある。
原点回帰で北方。
馴染んだ文体が心地よい。
「投げてるね」「なにを?」「自分をさ」
くぅぅ、北方~~!
表題は一作目のタイトルでもあり、内容と相俟ったカッコよさがある。
掴みは完璧オッケーで、作品世界に一気に引きずり込まれる。
ホラーの怖さはよくわからなかったりするけれども、人間の怖さにゾワゾワする二作目。
うわ、気持ち悪い。
その気持ちの悪さは三作目の冒頭、身を切るような冷たい水に洗い流される。
……と、読み進めていくにつれ、
鮮明に記憶に残る過去の出来事に、今も彼が縛られていることを知る。
だから探す。異国の地で、かつて知っていた男を。
だから殴り合う。
愚にもつかない殴り合い。だけど、そこにも意味と意地がある。
原点回帰で北方。
馴染んだ文体が心地よい。
「投げてるね」「なにを?」「自分をさ」
くぅぅ、北方~~!
「万死の追跡 傭兵代理店」渡辺裕之(祥伝社文庫)
タイで行方不明になった青年を探しに行った傭兵たちが巻き込まれたのは、
アメリカの軍事機密を巡るミャンマー・ロシア・中国の暗躍。
結果的にアメリカの失態をカバーするための作戦行動。
彼等を動かすのは大統領の頼みではなく、男の遺言。
エンタメの中にちょいちょい混ざっているリアルが、
深刻に考えさせられるものなだけに読後感が重い。
加えて、え?またですか~~!??というところで終わってしまって、読了した気がしない。
ちょっと続き!続き読まないと!
新たに加入したメンバーが続々と欠けていく展開はそろそろどうにかしてもらいたいかな。
「彼らが拒否権を持った常任理事国として国連にのさばっている限り、
世界に平和が訪れることはないだろう」
哀しいことに、同感なのです。
アメリカの軍事機密を巡るミャンマー・ロシア・中国の暗躍。
結果的にアメリカの失態をカバーするための作戦行動。
彼等を動かすのは大統領の頼みではなく、男の遺言。
エンタメの中にちょいちょい混ざっているリアルが、
深刻に考えさせられるものなだけに読後感が重い。
加えて、え?またですか~~!??というところで終わってしまって、読了した気がしない。
ちょっと続き!続き読まないと!
新たに加入したメンバーが続々と欠けていく展開はそろそろどうにかしてもらいたいかな。
「彼らが拒否権を持った常任理事国として国連にのさばっている限り、
世界に平和が訪れることはないだろう」
哀しいことに、同感なのです。
「ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―」深町秋生(新潮文庫)
「猛毒をもって巨悪を倒す」とあるけれども。
毒は毒かもしれないけど猛毒と言うほどの毒ではない。
黒滝の根底には他人を傷つけたくないという情のようなものがある。
まぁ、変態かもしれないけど。
それが自分で選択をして進んだ道ならば、選択をした瞬間に責任が付随する。
自ら悪事に手を染めたならば、その悪には鉄槌を。
長いものに巻かれることを良しとせず、
組織を汚す膿を絞り出すために身内と徹底的に争うことを選択した彼等の在り様がカッコいい。
後半の怒涛の展開には本を閉じる事敵わず。
睡眠より読書で一気に完走。
や~、めっちゃ面白かった。
オラオラでバチバチの本読みたいなーと思っていた時に
読友さんが紹介してくださって、これだ!と飛びつきました。感謝。
続編も買っておいてよかった。
『果てしなき渇き』以来の深町作品。
もっとノワールな感じなのをイメージして読み始めたら……あれ?思ったよりライト。(←言葉の選択肢があってるかどうかは謎)でも面白かった。
次、『地獄の犬たち』いっちゃいます?←色々気になってきた。(笑)
毒は毒かもしれないけど猛毒と言うほどの毒ではない。
黒滝の根底には他人を傷つけたくないという情のようなものがある。
まぁ、変態かもしれないけど。
それが自分で選択をして進んだ道ならば、選択をした瞬間に責任が付随する。
自ら悪事に手を染めたならば、その悪には鉄槌を。
長いものに巻かれることを良しとせず、
組織を汚す膿を絞り出すために身内と徹底的に争うことを選択した彼等の在り様がカッコいい。
後半の怒涛の展開には本を閉じる事敵わず。
睡眠より読書で一気に完走。
や~、めっちゃ面白かった。
オラオラでバチバチの本読みたいなーと思っていた時に
読友さんが紹介してくださって、これだ!と飛びつきました。感謝。
続編も買っておいてよかった。
『果てしなき渇き』以来の深町作品。
もっとノワールな感じなのをイメージして読み始めたら……あれ?思ったよりライト。(←言葉の選択肢があってるかどうかは謎)でも面白かった。
次、『地獄の犬たち』いっちゃいます?←色々気になってきた。(笑)
「VIP 宿命」高岡ミズミ (講談社X文庫)
嵐の前の静けさ……かな。
どんな形になるかはともかく、組の内部抗争はもはや避けられない状況になってしまった不動清和会。
そんな中、久遠と和孝がお互いの想いと立ち位置を、
明確な言葉にすることで確認しあっていく。
結果論だけど。
久遠が記憶を一部失くすようなことにならなければ、
多分この問題について話し合うことはなかったんだと思う。
そういう意味では良かったってことになるのかな?
いや、現状においての最善ってことか。
記憶は失くさない方がいいに決まってるもんね。
覚えていなくても
本能的な部分で和孝を同じように想っている久遠の言葉に安堵。
自分の主観と他人の客観。
同じ物事をみていても、捉え方はああも違う
まぁ、それはそれで仕方ないよね、とは思う。
自分がブレずに在ればよい。
でも、ストーカーの思い込み私見は問題外。
どんな形になるかはともかく、組の内部抗争はもはや避けられない状況になってしまった不動清和会。
そんな中、久遠と和孝がお互いの想いと立ち位置を、
明確な言葉にすることで確認しあっていく。
結果論だけど。
久遠が記憶を一部失くすようなことにならなければ、
多分この問題について話し合うことはなかったんだと思う。
そういう意味では良かったってことになるのかな?
いや、現状においての最善ってことか。
記憶は失くさない方がいいに決まってるもんね。
覚えていなくても
本能的な部分で和孝を同じように想っている久遠の言葉に安堵。
自分の主観と他人の客観。
同じ物事をみていても、捉え方はああも違う
まぁ、それはそれで仕方ないよね、とは思う。
自分がブレずに在ればよい。
でも、ストーカーの思い込み私見は問題外。